ウィザードリィKOD ウラワザ集
KNIGHT OF DIAMONDS/ダイヤモンドの騎士

アイテム関連 / アイテムとお金の増殖 / キャラクター関連 / 経験値とレベルアップ / スーパーキャラクター / 能力値・HP上昇 / 性格・年齢操作 / 蘇生と脱出 / 戦闘関連 / 迷宮関連 / 豆知識


KOD アイテム関連


   呪いアイテムを重ね装備

[NP版III]
呪いアイテムは同じ部位に複数装備できる。やり方はまず低レベルのビショップからスタート(レベル1がベスト)。複数の未鑑定の呪いアイテムをすべて鑑定して呪われる(-マークが付く)。必要なら力のコインで目的の職業に転職する。このままではくっついているだけなので再装備を行うが、同じ部位の呪いアイテムは一番下の物のみ装備できる(装備マークが付く)。そこでアイテムの並び替え→装備を繰り返す事で同じ部位に複数のアイテムが装備できる。
その効能だが、まずACは装備したアイテムのすべてが加算される。呪われた鎧やニルダの杖を複数装備すればかなり低いACとなり、特にニルダの杖を6つ装備すれば忍者以外でAC-99を実現できる。
武器のダメージについては、一番下の武器のaDb値+すべての武器のc値の加算値(256以上は256で割った余りの値)となる。そのためc値の高い武器がないと効果的でないが、唯一ニルダの杖のc値がこの場合に限り255で計算されるため凄まじいダメージをたたき出せる。ただしc値加算の上限も255なため、複数装備はあまり意味がない。

   村正と聖なる鎧を両方装備する

[NP版III]
侍とロードどちらでも可能。必要なアイテムは、村正、聖なる鎧、力のコイン[前]、力のコイン[後]、未鑑定の呪いアイテム(侍なら鎧、ロードなら武器を用意)。
侍で両方装備したいなら、まず低レベルのロードからスタート(後述の鑑定失敗確率を上げるためレベル1がベスト)。聖なる鎧を装備させ、力のコイン[後]でビショップに転職。蘇生させたら未鑑定の呪いアイテム(鎧)を鑑定して呪われる。アイテムの並びを聖なる鎧→呪いアイテムにしてから「そうびする」を選び、力のコイン[前]で侍に転職する。そのまま村正を装備すれば両方装備した状態になる。
ロードで装備したければ、侍で村正を装備→ビショップに転職して呪い武器を鑑定失敗して装備→ロードに転職して聖なる鎧を装備、の手順で行える。ちなみに侍の場合は聖なる鎧の、ロードの場合は村正のSPは使えない。
注意点として、成功後に呪いアイテムを邪魔だからと解呪すると、以後装備コマンドを選んだが最後せっかく装備した村正か聖なる鎧が外れてしまう。呪いアイテムは更にきちんと装備することが可能で、その場合は重ね装備となり、更なるACや攻撃力が期待できる。

   ニルダの杖を城に持ち込む

[Apple版#2, SS版LS#2]
Apple版の場合は、STAFF OF GNILDA取得後、迷宮内でセーブ(CAMP)→中断(DISBAND→CONFIRM→Y→RE-CONFIRM→Y)する。別パーティで合流(INSPECT→PICK UP)したらリセット。ユーティリティを立ち上げ、パーティ全体を復帰(RECOVER)させるとSTAFF OF GNILDAを城の中に持ち込める。
SS版リルサガの場合は、まずオプションのオートセーブをONにする。そしてニルダの杖を持って城に戻り、おめでとうメッセージ〜騎士の位を授け終わるまでにリセットして再開すると、ニルダの杖を城に持ち込むことができる。ただし騎士の位を授け終わってからのリセットは手遅れである。
ちなみにPS版リルサガはオートセーブがないので不可能。またWin版リルサガはおめでとうメッセージと同時にゲームを終わっても、再開すると没収されている。

   ムラサマブレード

[NP版III, GBC版III]
APPLE版#1の村正のスペルが「MURASAMA BLADE」なのは有名だが、NP版のIIIでも、メッセージ、モンスター、アイテム、呪文を「英語」に、ダンジョン表示を「線画」にすると、「MURAMASA BLADE!」が「MURASAMA!」に変化する。(不確定名はそのまま)
また、GBC版では、文章・コマンド、モンスター、アイテム、呪文を「英語」に、迷路を「線画」に、BGMと効果音を「ON」にすると、「MURAMASA BLADE」が「MURASAMA!」に変化する。また不確定名も同様に「MURASAMA!」になるため、入手時に一目瞭然となる。
ちなみに#2ではないが、SS版リルガミンサーガのボーナスダンジョンで出てくる村正もスペルが「MURASAMA BLADE!」となっている。

   アイテム変換

[Win版LS#2]
A・B・Cの3人パーティにて解説。

1.Aに「ダガー」を1本、Bに「ダガー」を2本持たせる
(※ここで持たせるアイテムに制限はない。基本的になんでもOK)

A(「ダガー」を1本)
B(「ダガー」を2本)
C(持ち物なし)

2.Bのステータスウィンドウを開き、「隊列変更」
3.B・A・Cの順にして、隊列変更を「確定(実行する)」
4.隊列変更後、Bのステータスウィンドウが開いたままになっているのを確認
(※見た目はBのステータスだが、プログラム上はAになっている)
5.そのウィンドウのまま、Bの2本目の「ダガー」をCに「渡す」
(※実際には、Aの「ダガー」を渡している)
6.何故か渡された「ダガー」が別のアイテムに変換されている

変換の法則は謎。
どのアイテムに変換されるかは実際にやってみなければ分からないが、データの初期化直後(「ニューゲーム」など)はどのシナリオでも「?がらくた」になってしまうことから、ある程度ゲームの進行具合に関係しているものと思われる。
シナリオ2では「ダガー」→「破滅の石」への変換を確認。

   アイテム持込み技

[Win版LS#2]
アイテムを別シナリオへ持ち込む。

1.別シナリオへ持ち込みたいアイテムを選択し、画面上に「使う」「渡す」等のポップアップを表示
(※2人以上でなくてはならない。アイテムは一番下のキャラに持たせておく)
2.システムの「シナリオ選択画面に戻る」で別シナリオへ移行
3.別シナリオへ移行しても、ポップアップが表示されたままになっているのを確認
4.パーティを組み、ポップアップの「渡す」を選択
(※1.で組んでいた人数より少ない人数で組むこと)
5.「渡す」相手に、現パーティのキャラの名が表示される
6.「渡す」作業を行う

成功すれば、さっきまでいたシナリオのアイテムが持ち込まれる。

この技はアイテム番号に対応しているので、シナリオ2のアイテム番号101〜129のアイテムをシナリオ1へ、104〜129のアイテムをシナリオ3へ持ち込んだ場合にはバグアイテム「????????」が誕生する。
1ターンのヒーリングが65ポイントあるものや売却価格が2147483647Gのもの、また1ターンの攻撃で1000万以上のダメージを与えるスーパーバグアイテムの誕生が確認されている。

また一度も拾ったことのないアイテムを持ち込んだ場合、それが確定状態であればアイテム博物館の「既発見」に影響を与えない(未発見のアイテムを持っているという矛盾が生じる)。

シナリオ1、2のボルタックで売られている「ロングソード」をシナリオ3に持ち込むと、クリアアイテムへ変換される(ともにアイテム番号1のため)。

2.は、「オープニング画面に戻る」でもOKだが、移行先のシナリオであらかじめパーティを組んでおくか、もしくは1.の直後に現パーティを解散しておかないと、「キャラクター転送を使わずに転送させる」になってしまい強制終了されてしまう。

   アイテムによる呪文を城で使用

[Win版LS#2]
「マラーの兜」で実践。

1.「マラーの兜」を装備させる
2.迷宮内で「マラーの兜」を選択し、画面上に「使う」「渡す」等のポップアップを表示
3.地上へ(「冒険の中断」でも可)
4.画面が城に移っても、ポップアップが表示されたままになっているのを確認
5.残ったポップアップの「使う」を選択

「マラーの兜」を城で使うと、城にいながらにして迷宮にいる状態になる。
具体的な現象は以下の通り。
・城で迷宮の曲が流れる
・通常時に迷宮内で使える呪文やアイテムが使用できるようになる
・パーティウィンドウのキャラを右クリックしても外せなくなる

この状態で「冒険の中断」をすると、次の再開地点はマラーで飛んだ先となる。
迷宮へ下りると、地下1階・東に0・北へ0地点から始まる。

また石の中へテレポートすると城でロストキャラを作れる。

その他のアイテムを城で使用した場合は以下の通り。
・回復系アイテムは普通に使用できる
・「ロミルワの巻物」は普通に使用できるが、迷宮へ下りると効果がなくなる
(※マポーフィックやラテュマピックを唱えた場合も同様)
・「宝石の護符」を城で使うと、「城から東に0 北へ0 地下0階にいます」と表示

4.でパーティを組みなおし、死亡しているキャラにアイテムを使わせると「がらくた」になる。
(※パーティを組みなおした場合は、キャラ位置とアイテム欄が一致する物が使用される)

またこの技はシナリオ越えが可能。
3.でシステムの「シナリオ選択画面に戻る」で別シナリオへ移行しても、同じように城でアイテムが使用できる(「マラーの兜」を使うと、強制終了されることもある)。

ただし、この技はアイテム番号の一致するものが使用されるため、シナリオ3から移行した(またその逆の)場合には注意が必要。
例えばシナリオ1、2の「マラーの冠(兜)」はアイテム番号66で、シナリオ3の「ショートソード+2」に対応している。
シナリオ3の「ショートソード+2」を「使う」ことにより、シナリオ1、2ではマラーの呪文が使用可能となる。
同じようにシナリオ3で「ディオスの薬」(アイテム番号29)を使いたい場合、シナリオ1、2の「ロングソード-1」(同じく29)を「使う」ことになる。
「ショートソード+2」や「ロングソード-1」などは、通常時に迷宮内で使えるアイテム(「ディオスの薬」など)を同時に所持しておかないと、「使う」を選択することができない。

   アイテムによる呪文の無限使用

[Win版LS#2]
上記の「アイテムによる呪文を城で使用」技の応用。とても使える技で、呪文の使えない戦士や盗賊だけのパーティでも、アイテムによる呪文なら使いたい放題。

「マラーの兜」で実践。
この技は、「実際に冒険をするパーティ」と「アイテムの使用を担当するパーティ」のふたパーティが必要。
「実際に冒険をするパーティ」をA、「アイテムを使用するパーティ」をBとする。
Bは最低でも「Aの人数+1人」の人数が必要。
Aを迷宮内に待機(「冒険の中断」)させておく。

1.Bの一番下のキャラに「マラーの兜」を装備させる
2.迷宮内で「マラーの兜」を選択し、画面上に「使う」「渡す」等のポップアップを表示
3.地上へ(「冒険の中断」でも可)
4.画面が城に移っても、ポップアップが表示されたままになっているのを確認
5.「迷宮」へ
6.「どのパーティで冒険を再開しますか?」を、Aで「確定」
7.Aの冒険が再開されても、ポップアップが表示されたままになっているのを確認
8.残ったポップアップの「使う」を選択

成功すればAのパーティでマラーが使え、Bのパーティの「マラーの兜」もそのまま残っている。
またAをあらかじめ迷宮内に待機させておかなくても、4.の段階でBを解散し、新たにAのパーティを組んでから地下へ下りても、ポップアップが表示されたままなら同じようにマラーが使える。

またこの技はシナリオ越えが可能。
シナリオ2で「マラーの兜」をひとつ見つければ、シナリオ1でもそれを無限使用できる。
3.でシステムの「シナリオ選択画面に戻る」でシナリオ1へ移行しても、同じ手順でアイテムによる呪文が使用できる。

ただし、この技はアイテム番号の一致するものが使用されるため、シナリオ3から移行した(またその逆の)場合には注意が必要。
例えばシナリオ1、2の「マラーの冠(兜)」はアイテム番号66で、シナリオ3の「ショートソード+2」に対応している。
シナリオ3の「ショートソード+2」を「使う」ことにより、シナリオ1、2ではマラーの呪文が使用可能となる。 同じようにシナリオ3で「ディオスの薬」(アイテム番号29)を使いたい場合、シナリオ1、2の「ロングソード-1」(同じく29)を「使う」ことになる。
「ショートソード+2」や「ロングソード-1」などは、通常時に迷宮内で使えるアイテム(「ディオスの薬」など)を同時に所持しておかないと、「使う」を選択することができない。

   遠隔鑑定

[Win版LS#2]
冒険中のパーティにビショップがいなくても、アイテムを鑑定できる。
シナリオ越え(シナリオ1のビショップがシナリオ3の不確定アイテムを鑑定する)も可能。

「不確定アイテムを持ったキャラがいて、なおかつビショップのいないパーティ」をA、「ビショップのいるパーティ」をBとする。
ビショップのキャラ位置は、Aの不確定アイテムを持ったキャラに合わせておくことが必要。
またビショップは、不確定アイテムとアイテム欄が一致するだけの数のアイテムを持たせておく(不確定アイテムである必要はない)。
Aを迷宮内に待機させておく。

1.迷宮内でビショップのアイテムを選択し、画面上に「使う」「渡す」等のポップアップを表示
(※ここで選択するアイテムは、不確定アイテムとアイテム欄が一致するもの)
2.「冒険の中断」(階段で城へ戻っても可)
3.画面が城に移っても、ポップアップが表示されたままになっているのを確認
4.「迷宮」へ
5.「どのパーティで冒険を再開しますか?」を、Aで「確定」
6.Aの冒険が再開されても、ポップアップが表示されたままになっているのを確認
7.残ったポップアップの「鑑定」を選択

成功すれば、ビショップのいないAで鑑定が行われる。
3.でパーティを組み、城で鑑定することも可能。

またこの技はシナリオ越えが可能。
2.で「冒険の中断」の代わりに、システムの「シナリオ選択画面に戻る」で別シナリオへ移行しても、同じ手順で鑑定することができる。

   呪われた装備をタダで外す

[FC版III, NP版III]
アイテムを装備して呪われたら、戦闘中にロクトフェイトを唱えることで呪われたアイテムを外すことができる。注意点として他のアイテムやお金は酒場の誰かに預けておくこと。
FC版以外でも、ロクトフェイトでアイテムが消えるバージョンやシナリオなら成功するものと思われる。

   死の指輪で半無敵

[PCE版#2]
「RINGofDEATH!」を所持しているとHPが1割刻みで減っていくが、同時に回復アイテムさえ持っていれば、その減少は最大HPの1/5のところで止まる。そしてこの状態のキャラクターは、戦闘でダメージを受けても一向にHPが減る気配がないのである。これは正確には、1ターンで受けるダメージの累積が残りのHPを上回らなければ、HPは常に1/5の値を維持し続けるということ。もちろん1ターン中にそれを上回るダメージを受けると死んでしまうし、更に毒や石化といった特殊効果は受けてしまうので、完全に無敵というわけではない。

   性格が変わっても呪われない

[FC版III, NP版III, GBC版III]
ファミコン版やNP版、GBC版では、性格限定の装備を付けているときに性格が変わっても、呪いは発動しない。これを利用すれば、善や中立でも「悪のよろい」の恩恵を受けたり、「デストラクションブレード」を存分に振ったりできるだろう。ただし装備の変更は利かないので、善と悪の装備を併用したりするのは無理。また性格の不一致で既に呪装備しているアイテムは、性格を変えても呪われたままである。

   力のコインで自在に転職

[FC版III]
ターボファイルなしでも、「力のコイン」による転職をある程度コントロールする方法。
上級職に転職する場合は、まず転職させたいキャラに「力のコイン」を持たせ、その下に「村正」と「聖なる鎧」と「手裏剣」を持たせて、あとは「力のコイン」のSPを解放する。するとキャラは上級職になり、その結果あらかじめ配置したアイテムのどれかのSPを使えるようになる。侍になりたいなら「村正」の反応があるまでリセットを繰り返せばよく、ロードなら「聖なる鎧」、忍者なら「手裏剣」の反応を待てばよい。SPを使う選択を済ませなければ、データがセーブされない事を利用した技である。

当然これは下級職にも応用が利く。盗賊なら「盗賊の短刀」、メイジなら「偉大なる魔法の杖」、僧侶なら「癒しの杖」を使えばOK。ただし戦士とビショップは専用のSPアイテムが存在しないので、50%の確率に賭けるしかない。ちなみに下級職に関しては、職業専用のアイテムの下に、石などの全キャラが使えるSPアイテムを配置しておくこと。でないと、不本意に戦士やビショップに転職した場合、リセットする間もなくデータがセーブされてしまうからだ。

なおNP版やGBC版ではキャンプや酒場を解除するまでセーブされないので、職業を見極めてからリセットしても充分間に合う。


KOD アイテムとお金の増殖


   ボルタックを利用したアイテム増殖1

[Win版LS#2]
ボルタックを利用するので、呪われたアイテムや売ることのできないイベントアイテム、またボルタックに無限に置いてあるようなものは対象外。
AとBの2人パーティで解説します。

1.Aに増やしたいアイテムを持たせる
(※他のアイテムは持たせないほうがうまく行く)

A(増やしたいアイテムをひとつ)
B(持ち物なし)

2.Aの状態を表示して、そのアイテムを選択
3.「使う」「渡す」等のポップアップが表示されている状態で、ボルタックへ行く
4.「本日はどなたがご利用になりますか?」で、Aが入店
5.アイテムを売却した後、残っていたポップアップでBへ「渡す」作業を行う
(※「渡す」作業の後、売却でもOK)

成功すれば、Bとボルタックがそれぞれひとつずつ持っている。

   ボルタックを利用したアイテム増殖2

[Win版LS#2]
ボルタックを利用するので、呪われたアイテムや売ることのできないイベントアイテム、またボルタックに無限に置いてあるようなものは対象外。
今回はA1人で行う。

1.Aに増やしたいアイテムを持たせる
(※今回は他のアイテムを持っていても差し支えない)
2.ボルタックへ入店後、Aをパーティウィンドウから外す
3.パーティウィンドウ内に誰もいないのを確認
4.アイテムを「売却」

成功すればボルタックにひとつ、それに酒場にいるAの(売ったはずの)アイテムもなくなっていない。
この技はA1人で行ったほうが成功しやすい。数人でパーティを組んでいると、3.で「パーティウィンドウ内に誰もいない」状態になっていたとしても、失敗することがある。

   冒険の中断を利用したアイテム増殖

[Win版LS#2]
「冒険の中断」を利用したアイテム増殖。

1.迷宮内で増やしたいアイテムを選択し、画面上に「使う」「渡す」等のポップアップを表示
(※一番下のキャラに持たせておくと成功しやすい)
2.「冒険の中断」
3.画面が城に移っても、ポップアップが表示されたままになっているのを確認
4.パーティを組み、ポップアップの「渡す」を選択
(※1人が望ましい)
5.「渡す」相手に、現パーティのキャラの名が表示される
6.「渡す」作業を行う

成功すれば現パーティにひとつ、それに迷宮内のパーティのアイテムもなくなっていない。
4.では、1人が望ましい。数人でパーティを組むと失敗(アイテム変換、またはバグアイテム化)することがある。

   冒険の再開を利用したアイテム増殖とその活用

[Win版LS#2]
この技の使えるところは、「アイテムを増殖させつつ、それを必要としている冒険中のパーティに引き渡すことができる」点。
「毒に侵されているが、治療呪文が切れているとき」などは、まさに打って付けの技と言える(この場合は「ラテュモフィスの薬」を増やして引き渡す)。

迷宮内に受け取る側のパーティを待機させておく(5人以内)。

1.受け取る側のパーティより多い人数でパーティを組む
(※増やしたいアイテムを持っているキャラを一番下にしておく)
2.増やしたいアイテムを選択し、画面上に「使う」「渡す」等のポップアップを表示
3.「迷宮」へ
4.「どのパーティで冒険を再開しますか?」を、受け取る側のパーティで「確定」
5.受け取る側の冒険が再開されても、ポップアップが表示されたままになっているのを確認
6.ポップアップの「渡す」を選択
7.「渡す」相手に、現パーティのキャラの名が表示される
8.「渡す」作業を行う

成功すれば現パーティにひとつ、それに城のパーティのアイテムもなくなっていない。

   リセットでアイテム増殖

[FC版III]
タイミングはシビアだが、アイテムを渡す瞬間にリセットすることでそのアイテムを増やすことができる。まず増やしたいアイテムだけを持たせたキャラ(A)と、そのアイテムを渡すためのキャラ(B)の2人で迷宮に入る。AがBに増やしたいアイテムを渡しきり、Bのアイテム数が変化→コマンド選択に戻る間にリセット。タイミングが合えば、A・Bともに同じアイテムを持っている。
この技の利点はボルタックに売れないアイテムでも増やせるということ。ただしタイミングが悪いとアイテムを消失することもあるため、ターボファイルの併用をお勧めする。

   冒険の書コピーで金稼ぎ

[GBC版III]
冒険の書をコピーして、誰か1人に持ち金すべてを集め、そのキャラをパスワードを使わずに、元の冒険の書に転生させる。これを繰り返せば倍々にお金を増やすことができる。

   Windows版リルサガでの増殖法

[Win版LS#2]
・「町を出る」で増やす
1.まず増殖したいアイテム・金を持ったパーティを「町を出る」でFDにセーブし、そのファイル「Llylsaga.wch」をコピーしておく。
2.このパーティをそのまま町に戻し、アイテムと金を別のキャラクターに渡してから、再び「町を出る」。
3.FDのファイルをコピーしておいたファイルと差し替えて、パーティを町に戻す。するとアイテムと金を持った1のパーティが復活する。
また、2で「町を出る」パーティを別のいらないパーティにして、1のパーティを戻すとキャラクターが増殖する。(名前を変える必要はない。同名キャラが酒場に同居する。)

・アイテム争奪戦(闘技場)で増やす
まず増殖したいアイテムをもつパーティを「町を出る」で、FDに送りこみ、(これがビジターパーティとなる)このFDを書き込み不能(物理的なライトプロテクト)にする。そして別のパーティ(1人でも可)を作り(これがホームパーティとなる)、闘技場でホームとビジターとを戦わせる。ビジターには増やすアイテムを賭けさせ、そしてビジターに負けさせる(降伏させてもよい)。すると戦闘終了後、ビジターはアイテムが削除されるはずが、FDを書き込み不能にしてあるため削除されず、ホーム側のアイテムは増えているという寸法だ。
 また、ビジターが鑑定されていないアイテムを賭けると、ホームは鑑定済みのアイテムを入手できるので、無料で鑑定できる事になる。
ちなみに戦闘でホームが負けると、ホームのアイテムが消えるだけの自爆技となるので注意すること。

・ボルタック商店で増やす
ボルタックでアイテムを買って「これが最後の一つですよ」という表示が出ると在庫の表示が消えてしまうが、そのまま購入ボタンを押すとそのアイテムを持てる限り買うことができる。もちろんお金が足りなくなると買うことはできない。
なお、キーボード操作対応パッチを当てたり、デジキューブで売っている最新バージョンでもこの裏技は可能である。

・酒場を利用して増やす
まず一番下のキャラクタに増殖したいアイテムを持たせる。次にそのキャラクタの状態を表示して増やしたいアイテムを選択しよう。そして画面上に「使う」「渡す」等のポップアップが表示されている状態で、そのキャラクタをパーティーから外す。するとキャラクタは酒場へ移動するもののポップアップはそのまま画面に残っている。この状態で「渡す」作業を行うと、アイテムは正常に相手に渡されるが、酒場に行ったキャラクタの持ち物も無くならないのだ。この方法を繰り返すと好きなだけアイテムを増殖することができる。
一番下のキャラクタというのには特に意味はないが、何故かこの方法がもっとも上手く行くようだ。(他の位置のキャラの場合、失敗することがある)

   コッズアイテムを増やす

[IBM-PC版#2, UWA#2, 国産PC版#2, FC版III]
普通のプレーでは各々1つずつしか取ることができないコッズアイテムだが、次の方法でいくつでも入手することができる。
まずパソコン版では、シナリオディスクをもう一枚用意し、コッズアイテムを持ったキャラを待避させておけば、再びアニメーテッドオブジェクトが現れるようになる。
またIBM-PC/UWA版では、パーティをアニメーテッドオブジェクトが現れる座標に置いてから、ゲームを終了。立ち上げ直すと、たとえ既にコッズアイテムを持っていても、アニメーテッドオブジェクトが現れる。
ファミコン版の場合は、まず訓練場の一番上のキャラにコッズアイテムを持たせ、その状態をターボファイルにセーブする。そして今度は一番下のキャラにコッズアイテムを持たせ、そして前にセーブしたデータを読み終わる寸前にリセットする。すると両方のキャラがコッズアイテムを持っている。

   アイテム転送ワザ

[国産PC版#2]
キャラクターを#1から#2に移すとき、#2ではなく、#1のユーティリティを使うとアイテムを持ったままスタートできる。その際、#1にしか存在しないアイテムは、#2では強力なアイテムに化ける。
#1のアイテム
KEYofSILVER
KEYofBRONZE
STATUEofBEAR
STATUEofFROG
KEYofGOLD
BLUE RIBBON







変化後
MAGIC CHARMS
WINTER MITTENS
AMULETofCOVER
ROBE+3
STAFFofLIGHT
LONG SWORD+5

   ギルガメッシュの酒場で

[IBM-PC版#2, 国産PC版#2]
酒場から呼び出したときに、その呼び出されたキャラだけがセーブされるのを利用する。まず増殖させたいアイテムを持ったキャラと持っていないキャラをパーティに入れる。増殖させたいアイテムを持っていないキャラに渡す。渡された側のキャラをパーティから外して、もう一度呼び出す。ここでデュプリケートディスクを抜いてリセット。立ち上げ直すと、渡したはずのアイテムが残っており、結果として両方のキャラクターが同じアイテムを持っている。6人集めてこの作業をリレー方式に行えば一挙に6つに増やすことも可能。これはお金にも流用できる。

   ディスクをコピーする

[国産PC版#2]
デュプリケートディスク作成の際、ドライブ1に、ゲームディスクの代わりにコピーしたいキャラの入ったデュプリケートディスクを入れる。すると全く同じキャラクターが入ったディスクが出来てしまう。名前を変えてコンバートしよう。

   ターボファイルを利用する

[FC版III]
まずターボファイルを用意する。ちなみにターボファイルにセーブされるのはキャラクターのデータだけで、ボルタックの商品はセーブされない。それを利用して、まず増やしたいアイテムを持ったままターボファイルにセーブする。そしてそのアイテムをボルタックに売った後、セーブデータを読み直せば、そのキャラとボルタックに同じアイテムが1つずつ有るというワケ。もちろん買い戻す金がなければ話にならない。
なお、ボルタックに売れないアイテムは増やせないのかと言うとそうではない。まず訓練場の一番上のキャラに増やしたいアイテムを持たせ、その状態をターボファイルにセーブする。そして今度は一番下のキャラにそのアイテムを渡してから、今さっきセーブしたデータを読み込み、読み終わる寸前にリセットする。うまく行けば両方のキャラが目的のアイテムを持っている。

   ボルタック商店でリセット

[FC版III]
ボルタック商店に増やしたいアイテムを売るだけ売って、「* ほかにごようはございませんか? *」と表示されている間にリセットする。するとアイテムを持ったままなのに、店にも商品として並んでいる。また#1とは違ってアイテムを一気に8個増やすこともできる。

   ギルガメッシュでお金を増殖

[FC版III]
まず酒場で「お金を集める」を選んで一番上のキャラに全財産を持たせる。そしてリセットを押す準備をして、「山分けする」を行い、ピッと音がすると同時にリセットを押す。うまくいけば、先ほどのメンバーを揃えて「お金を集める」を実行すると合計金額が増えている。この原理は、山分けすると下のキャラに均等にお金が分配されるのだが、その際一番上のキャラがお金を失う処理が最後に来るため、これをリセットで中断するワケである。なお、逆に「山分け」してから「集める」瞬間にリセットするとお金が減るので注意すること。

   ダミーキャラで金稼ぎ

[FC版III, PCE版#2, PS版LS#2, SS版LS#2, NP版III, GBC版III]
新しく作ったキャラクターは最初から100〜500ゴールド程のお金を持っている。(リルガミンサーガは100〜180ゴールド程) そこでダミーキャラを大量に作ってお金だけ奪ってすぐに消せばゲーム開始直後から大金持ちである。


KOD キャラクター関連


   キャラクター転送を使わずに転送させる

[Win版LS#2]
強制終了を伴うものでメリットはない。
「キャラクター転送」を使わないため、一時的に20人以上(最大26人:パーティウィンドウの6人+酒場の20人)がそのシナリオに集まる。

転送先のシナリオのパーティは解散させておく。
(※パーティウィンドウに誰もいない状態)

1.酒場で「パーティを組む」
2.システムの「オープニング画面に戻る」
(※「シナリオ選択画面に戻る」だと、何故か失敗する)
3.別のシナリオを選択
4.さっきまでいたシナリオのキャラがパーティウィンドウにいる

転送されるキャラクターがアイテムを所持していた場合、アイテム番号が一致しているものに変換され一緒に持ち込まれる。一致しているものがない場合、「????????」と表示される。

   呪文を使えない職業の呪文確認

[Win版LS#2]
通常、戦士などの呪文が使えない職業は、ステータス画面の「魔術師呪文」「僧侶呪文」の部分は灰色になっていて見ることができない。しかし、次の手順を踏むことにより、確認することができる。

呪文を使えるものと使えないもので地下へ潜る。
(戦士と僧侶で説明)

1.僧侶のステータス画面を開き、「僧侶呪文」を選択
(※通常時でも使える呪文のあるレベルにしておく)
2.「隊列変更」で、戦士と僧侶を入れ替える
3.隊列変更後、僧侶のステータスウィンドウが開いたままになっているのを確認
4.その状態で呪文を唱えると(回復系やミルワ等)、「その呪文は使えません」のメッセージが表示
5.メッセージが消えた瞬間、ステータス画面が戦士のものに変化

成功すれば、普通には見ることのできない戦士の「僧侶呪文」の確認(当然、ひとつも覚えていない)できる。
ちなみに、この技を「魔術師呪文」で行うと、何故か4.で、「その呪文は使えません」と表示されながらも、呪文を唱えた時の効果音が出る。

   バグキャラ誕生

[Win版LS#2]
下記の手順を踏むとステータスがバグったキャラクターができてしまう。

1.酒場で「パーティを組む」(2〜6人)
2.「隊列変更」
3.「キャンセル」
4.パーティから「1人外す」(6人パーティだったら5人に)
5.城もしくは迷宮内でもう一度「隊列変更」
6.何故か、外したはずのキャラが隊列変更のメンバーに。
7.そのキャラを含めて、隊列変更を「確定(実行する)」
8.バグキャラ誕生

具体的な現象は以下の通り
・レベル 0〜32006
・年齢 0〜988
・AC:-14492
・所持金は、負号で12桁
・通常は9回が上限の呪文も100回以上使える
・何故か「POTION of LATUMOFIS」を装備していて、呪われている
・能力値がオール3だったり、マイナス値だったり・・・等

ちなみにこのデータをセーブしようとすると強制終了され、再開するとバグが起きる前の状態に戻っている。
また、3.の後にシステムの「シナリオ選択画面に戻る」で別シナリオに移った場合もこの技は可能。例えば3.までを#1で行い、「シナリオ選択画面に戻る」で#2へ移行、#1で組んでいた人数より少ない人数でパーティを組み、「隊列変更」を行う。この場合、何故か別シナリオ(この場合は#1)の登録キャラが、隊列変更のメンバーに加わっている。

   ホビットの素早さバグ

[GBC版III]
ホビットは素早さを22まで上げられるが、ここまで上がると逆に戦闘中の行動が遅くなる事が多く、モンスターも含めて行動が最後になる事もざらにある。

   オール27のパスワードを入力すると

[GBC版III]
外伝IIの「能力値オール27のパスワード」をこのシナリオで入力すると、HP12、年齢20、能力値ALL15と、強力なキャラを転生した場合と同等のキャラを作ることができる。
なお、性格や種族がバグっているパスワードでは転生失敗となるので注意すること。

   死んでもRIP0

[GBC版III]
GBC版には新たにRIP(死亡回数)というパラメータが加わったが、ピットや落盤で死んだ場合はこのRIPがカウントされない。これを応用して、この状態で死んでいるキャラに「ちからのコイン2」のSPを使えば、レベルそのままでRIP0の戦士、僧侶、魔法使い、盗賊、ビショップを作ることができる。同様に呪文ALL9の下級職や、中立の僧侶やビショップを作る際にも役立つだろう。

   ボーナスポイントをやり直す

[PS版LS#2, SS版LS#2, NP版III, GBC版III]
リルガミンサーガでは、ボーナスポイントを振り分けたあとで「いいえ」と答えると、名前や属性はそのままでボーナスポイントだけが更新される。
NP版の場合は、ボーナスポイント振り分け画面で「Y」ボタンを、GBC版ではセレクトかスタートを押すことで、パラパラとボーナスが変わっていく。

   タダで魔法が回復

[IBM-PC版#2, UWA#2, 国産PC版#2]
実は迷宮に入るとその時点でMPは完全回復している。つまり回復呪文を覚えていれば、レベルアップ以外は宿に泊まる必要がないワケ。


KOD 経験値とレベルアップ


   同フロアの敵と何度も戦う

[NP版III, GBC版III]
NP版の場合は、マロール(コンフィグ設定で「図表」にしておく)を唱えて「かいすうは?」と出たらキャンセルする。すると扉の向こうにいる宝箱を持ったエンカウント敵がすべて復活する。もちろんマロールは唱えたことにならないのでMPは消費しない。
GBC版の場合は、リセット→Resume Gameとすることで同様に敵が復活する。
どちらの場合も冒険の中断→再開とは違い、ラツマピック、マポーフィック、ロミルワといった継続呪文の効果が持続するため、MPの節約にもなる。

   行動不能で経験値倍増

[GBC版III]
GBC版では、麻痺などで行動不能のまま戦闘終了しても、そのキャラにはしっかり経験値が入る。しかも1人当たりの経験値は正常なキャラの数で割った値なため、例えば正常1人、麻痺5人で戦闘終了した場合は、単純に6倍の経験値が全員に加算される。グレーターデーモンの養殖と併用すれば、短時間で相当量の経験値が稼げるだろう。

   コッズアイテムと連続して戦う

[FC版III, NP版III, GBC版III]
パーティのメンバー全てのアイテム欄をいっぱいにして、なおかつコッズアイテムを所持していない状態にしておく。そしてコッズアイテムとの戦闘後、その場でキャンプを張り、解除すると、再びコッズアイテムが現れる。

   ハマン・マハマンによる大量経験値稼ぎ

[FC版III]
まずカティノかマニフォを唱えて全ての敵を行動不能にする。表示が(0)になっているのを確認して、ハマンかマハマンでモンスターをテレポートする。するとハマンならモンスター1体につき20,202,130ポイント、マハマンなら124,094,024ポイントの経験値が入る。(ハマンで13,202,020、マハマンで20,202,020の場合もある)

   力のコインによるレベルアップ

[国産PC版#2, FC版III, PS版LS#2, SS版LS#2, NP版III, GBC版III]
まず下級職のキャラをレベル30程度まで育てる。そして力のコイン1を使って上級職(忍者が望ましい)に転職させた後、わざとエナジードレインを受ける。するとレベルこそ下がっているものの、経験値は忍者の必要値から逆算されるため、大幅に増えている。ここで力のコイン2を使って下級職に戻せば、増えた経験値の分レベルを上げることができる。
ファミコン版では、これを繰り返していけばレベル1012まで育てられる。しかしレベル1013にするには通常の経験値(レベル14以上で必要な値)の1万倍が必要なので、地道にマジックアーマーなどで稼いで、盗賊の状態で宿に泊まろう。レベル1013になってしまえば再び通常の経験値でレベルが上がるので、コインによるレベルアップが可能である。この「壁」はレベル2012、3012と千単位で存在するが、レベル3012を超えたあたりからコインでも壁超えが可能となる。なお、最高レベルは16383(表示はただの「383」)で、これ以上はレベルが上がっても表示が変わることはない。 余談としてHPは65535を境にループするが、32768以上のHPはマイナスと見なされて、迷宮を一歩歩いただけで死んでしまう。泉やバイタリティで調節して32767以下に留めるべきだろう。
GBC版IIIでは1枚あれば冒険の書を利用して何度でも繰り返すことができる。例えば力のコインがある冒険の書1を冒険の書2にコピー。実行するキャラの名前を変えて冒険の書2に転生させる(転生時にアイテムが消えるので何も持たせない事)。力のコインを渡してレベルアップを済ませたら再度名前を変えて冒険の書1に再転生。冒険の書1にはコインが残っているので冒険の書2に再度コピー。これを繰り返せばよい。

   ニルダの杖持ち帰りテクニック

[FC版III, NP版III, GBC版III]
持ち帰るとゲームクリアとなり、持ち帰ったキャラには15万ポイントの経験値と「G(NP版とGBC版は)」の称号、更に他の5名にも同様の経験値と「K(NP版とGBC版は)」の称号が与えられるニルダの杖。ニルダの杖は、戦士、侍、ロードのいずれかが、全てのコッズアイテムを装備して一人で取りに行かなければ入手できない。しかし一旦杖を入手して、「仲間を探す」コマンドで他のキャラと合流して一緒に城へ帰れば、そのパーティ全員にGの称号がつく上に、最高で11人に同様の経験値が与えられる。

ちなみにファミコン版で「G」が付いたキャラ、NP版で「」が付いたキャラ、GBC版で「」か「」が付いたキャラでは、二度と杖を取ることができないので注意すること。

   熟練の魔除け(技能の護符)を死なずに使う

[FC版III, PS版LS#2, SS版LS#2, NP版III, GBC版III]
熟練の魔除けのSPを解放すると50000の経験値が入るが、魔除け自体は17%の確率で熟練の魔除け2(SP:灰化)に変化する。アイテム名が全く一緒なので見分けるのが困難だが、ファミコン版とNP版は次の方法で安全に経験値を上げることができる。まず熟練の魔除けを装備してSPを使う。その際装備したはずの魔除けに装備マークが付いていれば魔除けは変化していないので更なる使用が可能である。しかし装備マークが外れている場合は魔除け2に変化しているので使うと死んでしまう。つまり装備マークが付いている限り何度でも使うことができるのである。
リルガミンサーガの場合は、SS版ならまずオートセーブを切る。そして護符を使うごとにセーブを行い、そしてキャラがロストした時点でリセット。その護符は既に変化しているので捨ててしまおう。こうすれば安全に経験値を稼ぐことができる。
ちなみにターボファイルやメモリーカードなどの補助記憶装置を駆使すれば、1つのアイテムを無限に使い続けることも可能だ。

GBC版の場合は変化した際に「?まよけ」と不確定名になるので一目瞭然である。

   グレーターデーモンの養殖

[国産PC版#2, FC版III, PS版LS#2, SS版LS#2, NP版III, GBC版III]
B5FとB6Fに現れるグレーターデーモン。仲間を呼びつつマダルトを唱えてくる難敵だが、しかしモンティノあるいはマハマンの「魔物を黙らせる」で呪文を封じてしまえば、それから呼び出される仲間も何故か呪文が封じられている。そこでこいつらを全滅させないよう適度に増やしながら倒していけば短時間で効率よく経験値を稼ぐことができる。しかし#2のグレーターデーモンは#1程には経験値が高くなく、わざわざ養殖する必要はないとも言われている。

   自動戦闘

[FC版III, NP版III]
B1F(東3北17)の固定モンスター、マーフィーズゴースト。こいつはキャンプを解くことで何度でも復活するので、連射速度調節機能付きジョイスティックを使い、ABボタンをA>B(要微調整)のように連射固定すれば、勝手に戦闘を繰り返してくれる。なお、マーフィーズゴーストからは逃げられないので、ある程度強いメンバーに回復アイテムを持たせてから行うのが理想的である。(NP版では普通に逃げられる)
またB1F(東15北2)の固定モンスター「マジックアーマー」で稼ぐことも可能だ。こいつはACこそ低く呪文も効かないが、致命的な攻撃を繰り出してくるわけでもなく、経験値も33333と高い。しかも持ち物が満杯の状態なら、その場でキャンプすることで何度でも復活するので、マーフィーズゴーストと同様の方法で自動戦闘できる。

   転職アイテムを使った後は

[国産PC版#2, FC版III, PS版LS#2, SS版LS#2, NP版III, GBC版III]
転職アイテムを使って転職するとレベルや経験値は元のままで変わらないが、下級職から上級職に転職した場合は、必要経験値の格差によって次のレベルに上げるのは非常に大変である。そこでマハマンを唱える、あるいはドレインを受けてわざとレベルを下げると、経験値は現在のレベルから逆算されるので、結果、元の経験値より高くなっている。


KOD スーパーキャラクター


   装備できないアイテムを装備1(「パーティから外す」を利用)

[Win版LS#2]
どの職業でも、あらゆるアイテムを装備できる技。すべての武具はもちろん、イベントアイテムも例外ではない。

魔術師に「村正」と「君主の聖衣」を同時に装備させることもできる。ただし、SPは使用できない。伝説の武具を装備させ、魔術師に「ダイヤモンドの騎士」の称号を付けさせることも可能。「ディオスの薬」も装備可能。

例として、僧侶に「ショートソード」を装備させる。

1.戦士に「ロングソード」、僧侶に「ショートソード」を持たせる
(※戦士の持ち物は「ロングソード」でなくても、装備できるものならなんでもOK)

戦士(「ロングソード」を持たせる)
僧侶(「ショートソード」を持たせる)

2.戦士の「ロングソード」と、僧侶の「ショートソード」の持ち物の位置を合わせる
(※アイテム欄の上から何番目という具合)
3.戦士の「ロングソード」の「使う」「渡す」等のポップアップを表示
4.戦士をパーティから外す
5.ポップアップが表示されたままになっているのを確認
6.残ったポップアップの「装備」を選択

成功すれば「刃物は厳禁」とされている僧侶が「ショートソード」を装備している。同じ作業をもう一度繰り返すと、外すことができる。

   装備できないアイテムを装備2(ボルタックを利用)

[Win版LS#2]
どの職業でも、あらゆるアイテムを装備できる技。すべての武具はもちろん、イベントアイテムも例外ではない。

魔術師に「村正」と「君主の聖衣」を同時に装備させることもできる。ただし、SPは使用できない。伝説の武具を装備させ、魔術師に「ダイヤモンドの騎士」の称号を付けさせることも可能。「ディオスの薬」も装備可能。

例として、僧侶に「ショートソード」を装備させる。

1.僧侶のアイテム欄の1番目に「メイス」、2番目に「ショートソード」を持たせる
2.「メイス」の「使う」「渡す」等のポップアップを表示させた状態でボルタックへ
3.「メイス」を「売却」
4.ボルタックから出ても、ポップアップが表示されたままになっているのを確認
5.残ったポップアップの「装備」を選択

   装備できないアイテムを装備3(「冒険の再開」を利用)

[Win版LS#2]
どの職業でも、あらゆるアイテムを装備できる技。すべての武具はもちろん、イベントアイテムも例外ではない。

魔術師に「村正」と「君主の聖衣」を同時に装備させることもできる。ただし、SPは使用できない。伝説の武具を装備させ、魔術師に「ダイヤモンドの騎士」の称号を付けさせることも可能。「ディオスの薬」も装備可能。

例として、僧侶に「ショートソード」を装備させる。

僧侶に「ショートソード」を持たせ、迷宮内に待機させておく。

1.城で戦士に「ロングソード」を持たせる
2.僧侶の「ショートソード」と、戦士の「ロングソード」の持ち物の位置を合わせる
3.戦士の「ロングソード」の「使う」「渡す」等のポップアップを表示
4.「迷宮」へ
5.「どのパーティで冒険を再開しますか?」を、僧侶で「確定」
6.僧侶の冒険が再開されても、ポップアップが表示されたままになっているのを確認
7.残ったポップアップの「装備」を選択

また「3」はシナリオ越えが可能。
3.までを別シナリオで行った後、システムの「シナリオ選択画面に戻る」で僧侶の待機しているシナリオへ移行、同じ手順で4.以降を行う。

   侍以外にも村正を装備させる

[FC版III, NP版III, GBC版III]
力のコインや変化の指輪を使って転職した場合、装備品は外れることなくそのまま維持される。これを利用すれば、村正を装備したロードや、コッズアイテムフル装備の忍者などが作れる。しかし装備しなおすと全て外れてしまうので注意。もちろん村正と聖なる鎧の両方を装備することなどは不可能である。
また呪文の使用回数も維持されるため、ビショップ以外でも全レベルの呪文を9回ずつ唱えられるキャラを作ることができる。
蛇足だが、リルガミンサーガでは、例えアイテムで転職しても転職後に装備できない武具は外されてしまう。

   呪文の使用回数を増やす

[FC版III]
転移の兜をアイテムとして使い、マロールの座標指定画面でBボタンを押してキャンセルする。するとメイジ呪文レベル7の使用回数が1回分増えている。その際レベル7の残りが9回だと使用回数は10になる。(表記は:) これを繰り返すと、11(;)、12(<)、13(=)、14(>)、15(?)回まで増やすことができる。ただし宿屋に泊まると元に戻ってしまう。

*NP版やGBC版では不可。

   戦士・侍・ロード以外にも「G」を付ける

[国産PC版#2, FC版III, PS版LS#2, SS版LS#2, NP版III, GBC版III]
ファミコン版・NP版・GBC版に関しては「経験値とレベルアップ/ニルダの杖持ち帰りテクニック」を参照のこと。
国産パソコン版とリルガミンサーガでは複数のキャラで持ち帰った場合は称号がつかない上に杖まで没収されてしまう。そこで杖を入手したら迷宮内で目的のキャラに合流、杖を渡してから、そのキャラ1人で城に帰るようにすれば、たとえコッズアイテムを装備できない職業でも「G」を付けることができる。ちなみにファミコン版では「G」の付いたキャラだと二度と杖を取ることはできないが、国産パソコン版とリルガミンサーガでは問題なく杖を取ることができる。

   レベル1000の忍者

[PCE版#2]
キャラクターのパスワード入力画面で
「Dク55EEススモ1イ00000
0ロ80AくえBA0000000
00000000835Cを20W」(0はすべてゼロ)
このように入力すると、レベル1000の忍者が現れる。名前を変えれば、さらに何人でも作ることができるようになる。

   レベル175の忍者

[PCE版#2]
キャラクターのパスワード入力画面で
「カカカカカカカカカカカカカカカカ
カカカカカこ7ンンン1」
このように入力すると、レベル175の忍者が現れる。ただし、このキャラを使うとバックアップデータがバグってしまうことがある。


KOD 能力値・HP上昇


   レベルアップをやり直す

[NP版III, GBC版III]
宿屋でレベルアップした後、宿屋から出ずにリセットすると、そのキャラはレベルアップ前の状態に戻っている。これを利用すれば、納得いくまで能力変化をやり直すことができる。しかしレベルアップ後に宿屋から出てしまうと、リセットしても戻らないので注意すること。
ちなみにFC版では、レベルアップした時点でセーブされてしまうため、やり直しは不可能だ。

   SP無限使用

[SS版LS#2]
SS版ではアイテム受け渡しの処理のスキを突いて、アイテムのSPを何度でも使うことができる。やり方はまず、SPを使いたいキャラが目的のSPアイテムを持っている状態にする。そして酒場でアイテムを他のキャラに全部渡してしまう。(目的のSPアイテムは最後に渡すこと)。渡し終わったらそのまま「装備」を選択する。(なぜか選択可能)。するとアイテムを持っていないのに「SPを使いますか?」と聞かれるので「はい」と答えると、目的アイテムのSPが発動する。なお、他のキャラに渡してあるアイテムはそのまま残っているので、何度でもこのプロセスを繰り返すことができるのだ。
ちなみにこの実体のないアイテム(コピー品)はしっかり破損チェックが行われ、「がらくた」または別のアイテムに変質する。また壊れないことのあるアイテムの場合、壊れなければもう一度SPを使うことができる。ただし力のコインなどのSP変化型アイテムには注意すること。
これの応用で、技能の護符1をたらい回せばレベルアップも可能であり、また若返りも石が1個あれば無制限である。
余談だが、この技はボーナスダンジョンでも通用する。

   マハマンかエナジードレインを利用する

[国産PC版#2, FC版III, PS版LS#2, SS版LS#2, NP版III]
目的のキャラにマハマンを唱えさせる、あるいはわざとドレインを受けさせて、その戦闘が終了しないうちに誰でもいいからマロールを唱えさせて強制的に戦闘から抜ける。すると目的のキャラはレベルは下がっているが経験値は元のままなので、宿に泊まれば元のレベルまで回復し、更に宿泊した分、能力値とHPを上げることができる。

*GBC版では不可。

   アイテムのSPを利用する

[国産PC版#2, PS版LS#2, SS版LS#2, NP版III]
村正、心の石、信心の石、ブラーニィの石、手裏剣は、SPを使うことで、それぞれ、力、知恵、信仰心、ラック、HPを1上昇させる効果がある。これらのアイテムは壊れるまでは何度もSPを使うことができ、また壊れたとしても、リセットすれば壊れていない状態に戻っている。
またリルガミンサーガの場合はこれらのアイテムを使うごとにセーブを行い、そしてアイテムが壊れた時点でリセット。こうすれば1アイテムでその特性値をフルにすることができるだろう。
NP版の場合はキャンプを解除した時点でセーブされるため、アイテムが壊れなかったらキャンプを解除。壊れたらリセット。これを繰り返せば1アイテムでその特性値をフルにできる。


KOD 性格・年齢操作


   中立を止める/中立になる

[SS版LS#2, GBC版III]
普通、キャラクターを#3に転送しようとすると、レベルは1に戻され、性格はその職業に準じたものに変更を迫られる。ただしサターン版のボーナスダンジョン(以後BD)を経由するとレベルが1に戻されるペナルティが免除されのだ。これを利用してレベルをそのままに中立の性格にしたり、また中立をやめる事ができる。 例えば、#1でつくった僧侶(善)→侍(善)のキャラクターを、BDを経由して#3に転送。その時の性格チェックで中立を選び、すぐにBDを経由して#1に戻る。すると全呪文を使える中立の侍が#1で使えるようになる。また同じ手順により、善に戻すことも可能だ。
思いがけず性格が変わってしまったときや、なかなか「友好的な敵」に遭遇できないとき、遭遇しても性格が変わらないときなどに利用するのもよいだろう。
ただし欠点もあり、「悪の君主」や「中立の忍者」といったキャラクターは逆に性格が矯正されてしまう。注意すること。

GBC版の場合は、追加アイテムに「善の書」「悪の書」が用意されており、これらのSPを解放することで中立になったり止めたりできる。

   老け防止

[PCE版#2]
PCエンジン版はゲーム中のリセット回数をカウントしており、500回以上リセットするとシナリオをクリアしたときにキャラが10歳年をとってしまう。これを回避するには、なるべくリセットせずにクリアするか、もしくはエンディングを最後まで見ずに電源を切ってしまおう。この場合でもちゃんと称号は貰える。

   泉で年齢を下げる

[IBM-PC版#2, UWA#2, FC版III, PS版LS#2, SS版LS#2, NP版III, GBC版III]
若返りの石では19歳までしか若返ることができないが、B5F(東16北7)(パソコン版・リルサガではB4F。GBC版は東12北4)の泉には入ったキャラを若返らせる効果があり、この場合は際限なく若返ることができる。なお、0歳ではレベルアップの際に能力値が下がることは殆どなくなる。ただしそれを超えて−1、−2歳とすると能力値は減る一方なので注意が必要だ。
ちなみにIBM-PC版はレベルアップの際にパラメータが下がりやすいので、この技はかなり有効である。IBM-PC版に関してはマイナスになると、むしろ上がりが良くなるようだ。

この泉は以下の効果がランダムに起こる。
  1. 変化無し
  2. 恐怖
  3. 麻痺
  4. 石化
  5. 最大HP−8、状態回復(死亡も復活、毒は例外)
  6. 1才若返る(代わりにIQとPIETYが1づつ減る)
  7. 死亡(IQとPIETYのどちらかが3の場合)
  8. 灰化(死んでいる場合のみ)
灰やロストしたキャラには何の変化もない。

なお、NP版とGBC版では若返りは0歳までで、それ以降は7の効果が起こってもIQとPIが減るだけである。

   宿屋の法則

[国産PC版#2, FC版III, PS版LS#2, SS版LS#2, NP版III, GBC版III]
パソコン版では馬小屋の宿泊は一切年を取らない。またHPフルで他の部屋に宿泊した場合も一切年を取らない。
ファミコン版とGBC版では馬小屋の宿泊は1/7の確率で1週間年を取る。またHPフルで他の部屋に宿泊した場合も1/7の確率で1週間年を取る。
リルガミンサーガでは馬小屋の宿泊は一切年を取らない。しかし簡易寝台以上で「回復:○」を選ぶと、たとえHPフルでもその部屋の設定分年を取ってしまう。ちなみにHPフルで「回復しない:×」なら年を取らない。
NP版では馬小屋の宿泊は一切年を取らない。ただしHPフルで他の部屋に宿泊した場合は1/7の確率で1週間年を取る。


KOD 蘇生と脱出


   ランダムマロールの実体化先

[GBC版III]
戦闘中にマロールを唱えると適当な場所に飛ばされてしまうが、座標はともかく実体化先のフロアは唱えたフロアによって決まる。GBC版では以下の通り。
(×は唱えてもマロールの効果は発揮されず、そのまま戦闘続行)

B1 → B2
B2 → B3
B3 → B4
B4 → B5
B5 → B5
B6 → B1
B7 → B1
B8 → ×
B9 → ×
B10 → ×

   玄室の敵と戦わずに通過

[GBC版III]
玄室が連なっている場所に限り、2番目の玄室の敵と戦わずに通過する方法がある。玄室Aから玄室Bに移動するとして、
1.玄室Bに入る。(戦闘になる)
2.リセットする。
3.Resume gameから再開する。
4.戦闘から逃げる。
5.玄室Aに戻されるが、なぜか即戦闘になる。
6.リセットする。
7.Resume gameから再開する。
8.戦闘から逃げる。
9.玄室Bに戻され、また戦闘になる。
10.リセットする。
11.Start gameから再開すると玄室Bにいる。(通過した状態)

   玄室を無傷で通過

[国産PC版#2, SS版LS#2, Win版LS#2]
国産パソコン版とSS版リルサガでは、敵との戦闘中にゲームを中断すると、部屋に踏み込んだ状態から再開され、そのまま玄室を通過できる。Windows版リルサガでも同様だが、1歩歩くとモンスターが出現。しかしこの敵から逃げればもう現れない。

   ロストから復活

[国産PC版#2, FC版III, NP版III, GBC版III]
迷宮内でカドルトを失敗したときのみ有効。ロストしたキャラに「神秘的な石」や「熟練の魔除け2」のスペシャルパワーを解放すると、状態を「灰」に戻すことができる。(力のコイン2で死亡状態に戻すことはできない)
余談として、これを利用すればレベル0というふざけたキャラを作ることができる。まずレベル1の忍者にわざとエナジードレインを受けさせる。ステータスを見るとレベル0、HP0/0、ロスト、となっているので、この技を使って生き返らせればレベル0の冒険者が誕生する。(ファミコン版でのみ確認。NP版とGBC版では不可。)

なお、GBC版では上記の方法に加えて、追加アイテムの「はんごんこう」のSPによってロストキャラが復活できる。

   100%蘇生術

[FC版III, PS版LS#2, SS版LS#2, NP版III, GBC版III]
パーティにマハマンとマロールを覚えているキャラがいることが条件。死亡、または灰化したキャラ(複数可)をパーティに加え、危険度が低く、逃走しない敵と戦闘に入る。そこでマハマンを唱え、「死者を生き返らせる」を選択すると、全員が蘇り、更に戦闘を終了させずにマロールで逃げれば術者のレベルも回復する。当然年齢上昇や生命力低下といったペナルティもない。

なお、GBC版では蘇生自体は可能だが、マロール逃げが不可なため術者のレベルは回復しない。

   蘇生率UP

[MSX版#2]
死んでしまったキャラ(死体でも灰でも)にディやカドルト(カント寺院でも可)をかけたときの成功率は、そのキャラクタのHPに大きく依存する。通常死んでしまったキャラのHPは0なのだが、これに回復呪文をかけるとちゃんとHPが増えるので、マディをかけてからカドルトをかけると、まず確実に蘇生する。
逆に、首をはねられた直後のキャラはHPがマイナスになっているが、この状態で生き返らせようとすると、ほぼ確実に失敗してしまう。

   石の中から生還

[FC版III, NP版III, GBC版III]
メッセージのタイマーは「∞」にしておくこと。誤って石の中に飛び込んでしまったら「石の中にいる!」の表示が消える前にリセット。冒険を再開するとパーティは石の中でキャンプしているので、キャンプを解かずにデュマピックで座標を確認、逆算地へマロールで飛べば城への階段に戻ってこれる。デュマピックが使えない場合は6階にいるので、マロールを上5に指定すれば1階のどこかに戻ってこれる。

   リセット技

[FC版III, PS版LS#2, SS版LS#2, NP版III, GBC版III]
戦闘中にリセットすると、その戦闘で起きた出来事はすべてキャンセルされる。つまり死もドレインも怖くないワケ。またキャラの蘇生に失敗してもリセットすれば失敗する前の状態に戻っている。
なお、リルガミンサーガは手動セーブなので、何か問題が起きても、慌てず騒がずセーブしないでやり直せば問題ない。

更にGBC版はレジューム機能により、戦闘ターンレベルでのやり直しが可能だ。

   一方通行の扉を通ってしまったら

[FC版III, NP版III, GBC版III]
一方通行の扉を通ってしまった場合、その場で一歩も歩かずにぐるぐる回ってると敵が出現するので、その敵から逃げれば通る前のブロックに戻ることができる。

   カント寺院で無料で治療を受ける

[Win版LS#2]
まず、治療を必要とするキャラクターを準備し、元気なメンバーでカント寺院へ出向く。
1.「どなたが寄付金を納めますか?」で、納めるキャラを選択。
(※この時、実際に必要な治療費を所持していることが条件)
2.「納める」をクリックする前に、パーティを解散。
(※パーティウィンドウのキャラを右クリックで外す)
3.パーティウィンドウ内に誰もいないのを確認。
(※一人でも残っていると、そのキャラが支払うことになる)
4.「納める」
すると治療が行われ、なおかつ誰のゴールドも減っていない。


KOD 戦闘関連


   ファズボール撃退法

[Apple版#2, 国産PC版#2, FC版III, PS版LS#2, SS版LS#2, NP版III, GBC版III]
ファズボールには呪文がまったく効かず、次々に仲間を呼び寄せるため、全滅させるのが非常に困難である。しかし迷宮のモンスターは、グループが7匹以上だと仲間を呼ばなくなる。この習性を利用して、まず最初の9匹から2匹だけを倒す。次に7匹から3匹を倒す。このターンは仲間を呼ばないので残りは4匹。あとは攻撃さえ早ければ残り2匹で、次のターンで全滅させることができる。
ちなみにAPPLE版や国産パソコン版、リルガミンサーガでは、8匹以上で仲間を呼ばないようになっているので、最初のターンは1匹だけ倒すようにすること。

なお、6階に現れるファズボールは、聖なる鎧などかなり良いアイテムを持っていることがある。

   6人でデーモンロードと戦う

[FC版III, NP版III]
B6Fでテレポーターの罠に引っかかると、運が良ければデーモンロードが待ち受ける裏エリアに侵入できる。これを利用すれば、通常は1人でしか挑戦できないデーモンロードにフルメンバーで挑むことが可能だ。なお、B6Fに石のブロックは存在しないので安心して試すといい。

   N*U*M*E*R戦でディスペル

[PCE版#2]
PCエンジン版に限らないが、「Maelific」と「Sidelle」は不死系なのでディスペルすることが可能だ。特に N*U*M*E*R戦では Sidelle、Maelific、Greater Demon がそれぞれ9匹づつ登場するので、うまくディスペルできれば戦闘がとても有利になるだろう。ただし不確定状態の敵はディスペルできないので、あらかじめLATUMAPICを唱えておくこと。

   マディのバグ

[Apple版#2, 国産PC版#2]
パソコン版では呪文を使う際にそのスペルをキーボードで打ち込むのだが、呪文表にないスペルを打ち込んだ場合は普通やり直しとなる。しかし、「MAGFD」と打ち込むと、何故か「MADI」の呪文が発動してしまう。(IBM-PC版は不可)
余談だが、国産パソコン版とIBM-PC版は、呪文の頭文字を打ち込むだけで、覚えている呪文の中から自動的に判別される。
例)「LA」→「A)LATUMAPIC、B)LATUMOFIS」 「T」→「TILTOWAIT」


KOD 迷宮関連


   ワープポイントを見破る

[FC版III, NES版#2, NP版III, GBC版III]
ワープポイントをその隣のブロックから見るとワープの出先の地形が見えるが、ナナメの位置からワープポイントを見ると元の地形を見ることができる。これを利用すればワープポイントの有無が確認できる。真っ直ぐの位置から見た場合とナナメの位置から見た場合で明らかに地形が異なっていれば、そこにワープポイントがあると分かる訳だ。ただし扉を開けたらいきなりワープする等、これが通用しない場所もある。
ちなみにパソコン版やリルサガ等の#2系統では、ナナメ位置から目視できるワープポイントが存在しないため通用しない。

   作動しないピット

[Win版LS#2]
ゲーム起動直後にマラーでピット地点へ飛び込んだ場合、またはピット地点で「冒険の再開」をした場合、方向転換しても何故かピットは作動しない。

通常はマラーでピット地点へ飛び込んだり、またはピット地点で「冒険の再開」をした場合(ピット地点で「冒険の中断」をしておく)は、直後にその場で方向転換したり壁にぶつかったりするとすぐにピットが作動する。しかし、ゲーム起動直後(一度も戦闘していない状態)だと、何故かピットが作動しない。

この現象は、シュート地点やメッセージ地点でも同様。

   B6Fのマップを見る

[NP版III, GBC版III]
デュマピックが「*しっぱい!*」してしまうB6Fのマップを見る方法。
まず最初の各種コンフィグ設定で、マロールの表示形式を「図表」にする。そしてマロールを唱えると、何階のどこに飛ぶか選択する際、地図が表示される。おまけにマロールをキャンセルしてしまえば魔法の回数も減ることはない。

GBC版では階選択をした時点ではじかれるため上記の方法は不可能。ただしB6Fにいるキャラをカンディすることでマップを見ることができる。また、この方法はエクストラダンジョンでも通用する。

   マラー直後に逃げると

[PS版LS#2, SS版LS#2]
リルガミンサーガでは、マラーで移動した直後に戦闘になった場合、そこで逃げるとマラーを唱えた座標に戻ってしまう。呪文を無駄にしないよう、マラーする前にはセーブしておくのが無難だろう。また、階段を使って、次の階に出た直後に戦闘になった場合も、逃げると元居た階に戻されてしまう。


KOD 豆知識


   0人でダンジョン徘徊

[Win版LS#2]
「全滅せずに、全滅した時の曲を聴く」でお墓ウィンドウを表示させる(墓石は現れない)。
この状態でシステムの「ゲーム終了」(画面右上の「閉じる」をクリックでもOK)、「ゲームを中断しますか?」で「いいえ」をクリックする。すると一歩前進か方向転換が可能になる。
一歩動くたびにお墓ウィンドウが表示させるので、「ゲームを中断しますか?」→「いいえ」を繰り返すことで、0人でのダンジョン徘徊が可能。
ただし、この技で階段やエレベーター、またワープゾーンや強制送還される部屋へ行っても何も起きず、1階から移動することはできない。

この技は「普通に全滅した時」に意外な活用がある。
全滅し、お墓ウィンドウが表示されている状態で「ゲームを中断しますか?」→「いいえ」、ここでさらに「キャラクターの捜索」→死んだキャラをパーティに「加える」、一歩前進するとお墓ウィンドウが再び表示という具合に、これを繰り返すことで死人だけのパーティでの移動が可能になる。
その階に1人待機させておけばそのキャラのところまで死体だけのパーティで移動し、「キャラクターの捜索」で死体と一緒にそのキャラを加えれば安全に回収できるというわけ。
気を付けなければならないのは、死体だけのパーティでは階段やワープゾーンへ行っても何も起きず、その階から移動できないということ。

   全滅せずに全滅した時の曲を聴く

[Win版LS#2]
まず、迷宮内に別パーティを待機(「冒険の中断」)させておくことが必要。
1.新しいパーティを組み、「迷宮」へ。
2.「どのパーティで冒険を再開しますか?」で、現パーティを解散。
(※パーティウィンドウのキャラを右クリックで外す)
3.パーティウィンドウ内に誰もいないのを確認。
4.そのまま「確定」
すると0人でダンジョンに入っており、ここで一歩でも動いたり方向転換したりすると「全滅」となる。ちなみに画面に墓は現れない。

   サウンドテスト

[GBC版III]
町外れで中断をして、メッセージが出たら上下右左の順に押すとサウンドテストになる。

   セーブファイルのバックアップ

[Win版LS#2]
Windows版リルガミンサーガのセーブファイルは「LlylSaga.exe」と同じフォルダにある「Llylsave.dat」。これをコピーしておき、必要な時に置き換えれば以前の状態に戻ることができる。

   デモ画面をすぐに見る

[PS版LS#2]
リルガミンサーガのタイトル画面でじっと待っているとストーリーデモが始まるが、すぐに見たい時は、L1、R1、L2、R2を同時に押そう。

   ディスク1枚でゲームする

[国産PC版#2]
パソコン版を遊ぶ場合、マスターディスクで起動してからデュプリケイトディスクに交換するという手順を踏む。さほど不便ではないのだが、コピーツールでマスターディスクをコピーすれば、このディスク1枚でゲームができるようになる。つまり、このコピーしたディスクにライトプロテクトを掛けずにそのまま起動。「デュプリケイトディスクに交換して云々」でそのまま「Return」を押すと、エラーが帰ってくることなくそのまま遊べてしまうのである。
このワザは、マスターディスクとデュプリケイトディスクの違いが、ライトプロテクト及び、ブート情報とプロテクト情報のみであることを利用している。またマスターディスクを使用せずに済むため、マスターディスクの破損を心配する必要がないのもメリットである。
注)マスターディスクにはプロテクトがかかっているので、Wizに対応したコピーツール(Wizard/V3など)を使用すること。そうでないと起動すらできない。
ちなみにウィザードリィ・コレクションでもこの裏技は通用する。マスターである「Wizardry2.FDI」をコピーし、プロパティで「読み取り専用」のチェックを外せば、起動から終了までこのファイル1つでプレイ可能だ。

   GBC版(III)についていろいろ

[GBC版III]
  • 消呪地帯に入ってしまったら、一歩歩いてそこから抜けてから冒険を中断、再開すると呪文が使えるようになっている。

  • B6F(東13北9)(東4北13)の2ヶ所は、アークデーモン、ライカーガスなど、最強クラスの敵グループのみが出現するポイントとなっている。当然倒した後の見返りも期待できる。

  • 識別してないアイテムでも売ればちゃんとボルタックの在庫にストックされる。

  • 「使う」やスペシャルパワーで変化したアイテムは不確定アイテムになる。

  • 」と「」は両方つけられる。

   ファミコン版(III)についていろいろ

[FC版III]
  • ACの引継現象。数グループの敵が出現した際、前方グループを全滅させ、下位グループがせり上がってくると、全滅したモンスターのACと呪文無効化能力がそのグループに受け継がれてしまう。
    例)AC−15のウィルオーウィスプ2匹を倒し、下位のソーサリス4人がせり上がってきた場合、このうち前の4人のACは−15、呪文無効化能力も受け継いでしまっている。

  • 消呪地帯に入ってしまったら、一歩歩いてそこから抜けてから冒険を中断、再開すると呪文が使えるようになっている。

  • B6F(東17北12)(東5北16)(東3北12)の3ヶ所は、アークデーモン、ライカーガスなど、最強クラスの敵グループのみが出現するポイントとなっている。当然倒した後の見返りも期待できる。

  • 識別してないアイテムでも売ればちゃんとボルタックの在庫にストックされる。

  • 「つかう」で変化するアイテムは不確定アイテムに、スペシャルパワーで変化するアイテムは、確定アイテムは確定アイテムに、不確定アイテムは不確定アイテムになる。
    例1)「ちっそくのゆびわ」→つかう→「?ガラクタ」
    例2)「あくまのいし」→SP→「しんぴてきないし」
    例3)「?いし(あくまのいし)」→SP→「?いし(しんぴてきないし)」

  • 「G」と「K」は両立できず、「G」が上書きされてしまう。

   モンスターグラフィック

[PCE版#2]
ダンジョンの中で、右上とセレクトとIIを同時に押す。すると、現在パーティがいるフロアに出現するモンスターや、イベント関係のグラフィックが出現する。IかIIを押すと別のグラフィックへの切り替えができ、ランを押すと再びゲームに戻る。

   PCエンジン版についていろいろ

[PCE版#2]
  • #5から#1〜3に転送(パスワードのみ)した場合、性別は男、RIPとMARKは0、ゴールド及び所持品は全て没収され、一部の魔法を忘れている。レベル、魔法の使用回数、その他はそのままである。

  • #1〜3間は、パスワードでキャラを移動した場合、特性値は種族基本値に戻り、ゴールド、アイテムは全て没収される。なおレベルや経験値、魔法、その他はそのまま。 ちなみに訓練場でシリーズを変更した場合は、レベルは1に戻され、HPは半分、呪文はレベル3までしか覚えていない。しかし特性値その他は一切変化せず、ゴールドやアイテムもそのまま持ち込める。

  • PCエンジン版はゲーム中のリセット回数をカウントしており、500回以上リセットするとシナリオをクリアしたときにキャラが10歳年をとってしまう。

  • ビショップが全魔法ALL9になるのはレベル41。

  • コッズアイテムのACと呪文は、それを使うキャラが一定のレベル以上でないと、その効果を発揮しない。
    HRATHNIR     レベル20以上
    KOD'S ARMOR    レベル20以上
    KOD'S SHIELD   レベル15以上
    KOD'S HELM    レベル20以上
    KOD'S GAUNTLETS  レベル20以上

  • 「G」が付いてもニルダの杖が取れる。なお「G」はSTAFFofGNILDAを持ち帰ったキャラ(複数も可)に付くが、待機キャラに騎士の位(他機種版の「K」にあたる称号)を付けるイベントはない(メッセージのみでスルーされる)。

  • 隠しボス「N*U*M*E*R」はB6F(東14北6)に居る。ここにはB5Fのシュートで落ちて、ダークゾーンを歩けば辿り着ける。なお、 Sidelle、Maelific、Greater Demon をそれぞれ9匹ずつ連れて現れる上、本人の能力も相当に高い。

   APPLE版についていろいろ

[Apple版#2]
  • ブルーリボン等のイベントアイテムを持っていると#1から#2に移動できない。

  • 「STAFF OF GNILDA」を持ち帰ると、持ち帰ったキャラに「G」の称号が付く代わりに全てのアイテムが没収されてしまう。

  • 「STAFF OF GNILDA」を6人で持ち帰った場合、「G」は先頭のキャラにのみ付く。そして何故か2人目は「STAFF OF GNILDA を持っていたキャラ」に変身してしまい、しかも2人目以降は何の称号も付かず、アイテムも全て没収される。結論として「STAFF OF GNILDA」は1人で持ち帰るべきで、その際余分なアイテムは酒場の誰かに預けておくこと。

  • 「G」と「K」は両方つけられる。

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