ウィザードリィ#1 ウラワザ集
PROVING GROUNDS OF THE MAD OVERLORD/狂王の試練場

アイテム関連 / アイテムとお金の増殖 / キャラクター関連 / 経験値とレベルアップ / スーパーキャラクター / 能力値・HP上昇 / 性格・年齢操作 / 蘇生と脱出 / 戦闘関連 / 迷宮関連 / 豆知識


#1 アイテム関連


   呪いアイテムを重ね装備

[NP版#1]
ビショップ限定だが呪いアイテムは同じ部位に複数装備できる。やり方はまず低レベルのビショップからスタート(レベル1がベスト)。複数の未鑑定の呪いアイテムをすべて鑑定して呪われる(-マークが付く)。このままではくっついているだけなので再装備を行うが、同じ部位の呪いアイテムは一番下の物のみ装備できる(装備マークが付く)。そこでアイテムの並び替え→装備を繰り返す事で同じ部位に複数のアイテムが装備できる。
その効能だが、まずACは装備したアイテムのすべてが加算される。ワードナの魔除けを8つ装備すればAC-62でかなり低いACを実現できる。
武器のダメージについては、一番下の武器のaDb値+すべての武器のc値の加算値となる。そのためc値の付いた呪い武器がないこのシナリオではあまり意味がない。

   MALORでワードナの魔除けを城に持ち込む

[FC版#1, NES版#1, NP版#1, GBC版#1]
死んでも構わないキャラに魔除けを持たせ、そのキャラで1人パーティを編成する。そして魔除けのMALORで石の中か上空にテレポートすると、キャラは死ぬものの魔除けを持ったまま城に戻ることができる。ただし全滅のペナルティで無くなってしまう事もまれにある(NP版の石の中で確認)。ちなみに堀へのテレポートはランダムで死亡したりしなかったりするが、FC版とNES版の死亡した場合に限り持ち込める。なお、普通にMALORを唱えても同じ結果である。この4機種以外だと魔除けは装備しなければ使う事ができないため普通に唱えるしかないが、結局は持ち込めない。

機種
(使用条件)

石の中

上空


Apple
(要装備)
全滅・やり直し 死亡・没収 生還・没収 死亡・没収/生還・没収
IBM-PC
(要装備)
LOST・キャラごと消滅 死亡・没収 生還・没収 死亡・没収/生還・没収
PC-9801
(要装備)
LOST・キャラごと消滅 死亡・没収 生還・没収 死亡・没収/生還・没収
MSX
(要装備)
LOST・キャラごと消滅 死亡・没収 生還・没収 死亡・没収/生還・没収
PSリルサガ
(要装備)
LOST・キャラごと消滅 LOST・キャラごと消滅 生還・没収 死亡・×/生還・没収
Winリルサガ
(要装備)
LOST・キャラごと消滅 LOST・キャラごと消滅 生還・没収 死亡・×/生還・没収
SSリルサガ
(要装備)
LOST・キャラごと消滅 LOST・キャラごと消滅 生還・没収 死亡・×/生還・没収
FC
(装備不要)
死亡・○ 死亡・○ 生還・没収 死亡・○/生還・没収
NES
(装備不要)
死亡・○ 死亡・○ 生還・没収 死亡・○/生還・没収
NP
(装備不要)
死亡・○ 死亡・○ 生還・没収 死亡・没収/生還・没収
GBC
(装備不要)
死亡・○ 死亡・○ 生還・没収 死亡・没収/生還・没収
・すべて魔除けではなく普通にMALORを唱えて検証。
・○=持ち込める、没収=魔除けと引き替えに称号が付く、×=魔除けを失い称号も付かない。
・石の中・上空・堀の範囲は機種によって異なる。迷宮関連「迷宮外へのMALOR」を参照のこと。

   ワードナの魔除けを城に持ち込む

[Apple版#1, NP版#1, SS版LS#1]
Apple版の場合は、WERDNA'S AMULET入手後、迷宮内でセーブ(CAMP)→中断(DISBAND→CONFIRM→Y→RE-CONFIRM→Y)する。別パーティで合流(INSPECT→PICK UP)したらリセット。ユーティリティを立ち上げ、パーティ全体を復帰(RECOVER)させるとWERDNA'S AMULETを城に持ち込める。
NP版の場合は、エンディングで魔除けの大きなグラフィックが表示されている間にリセットするだけで、魔除けを城に持ち込める。
SS版リルサガの場合は、まずオプションのオートセーブをONにする。そしてワードナの護符を持って城に戻り、おめでとうメッセージが表示されている間にリセットして再開すると、ワードナの護符を城に持ち込むことができる。ただしメッセージ表示中にボタンを押すと「チャリン」と報酬を受け取った音がするのでそうなるとリセットしても手遅れである。
ちなみにPS版リルサガはオートセーブがないので不可能。またWin版リルサガはおめでとうメッセージと同時にゲームを終わろうとしても「チャリン」と報酬の音がして、再開すると没収されている。

   ムラサマブレード

[Apple版#1, NP版#1, GBC版#1]
APPLE版#1の村正のスペルが「MURASAMA BLADE」なのは有名だが、NP版では、メッセージ、モンスター、アイテム、呪文を「英語」に、ダンジョン表示を「線画」にすると、「MURAMASA BLADE!」が「MURASAMA!」に変化する。(不確定名はそのまま)
また、GBC版では、文章・コマンド、モンスター、アイテム、呪文を「英語」に、迷路を「線画」に、BGMと効果音を「ON」にすると、「MURAMASA BLADE」が「MURASAMA!」に変化する。また不確定名も同様に「MURASAMA!」になるため、入手時に一目瞭然となる。
ちなみに#1ではないが、SS版リルガミンサーガのボーナスダンジョンで出てくる村正もスペルが「MURASAMA BLADE!」となっている。

   アイテム変換

[Win版LS#1]
A・B・Cの3人パーティにて解説。

1.Aに「ダガー」を1本、Bに「ダガー」を2本持たせる
(※ここで持たせるアイテムに制限はない。基本的になんでもOK)

A(「ダガー」を1本)
B(「ダガー」を2本)
C(持ち物なし)

2.Bのステータスウィンドウを開き、「隊列変更」
3.B・A・Cの順にして、隊列変更を「確定(実行する)」
4.隊列変更後、Bのステータスウィンドウが開いたままになっているのを確認
(※見た目はBのステータスだが、プログラム上はAになっている)
5.そのウィンドウのまま、Bの2本目の「ダガー」をCに「渡す」
(※実際には、Aの「ダガー」を渡している)
6.何故か渡された「ダガー」が別のアイテムに変換されている

変換の法則は謎。
どのアイテムに変換されるかは実際にやってみなければ分からないが、データの初期化直後(「ニューゲーム」など)はどのシナリオでも「?がらくた」になってしまうことから、ある程度ゲームの進行具合に関係しているものと思われる。
シナリオ1では「ダガー」→「ワードナの護符」への変換を確認。

   アイテム持込み技

[Win版LS#1]
アイテムを別シナリオへ持ち込む。

1.別シナリオへ持ち込みたいアイテムを選択し、画面上に「使う」「渡す」等のポップアップを表示
(※2人以上でなくてはならない。アイテムは一番下のキャラに持たせておく)
2.システムの「シナリオ選択画面に戻る」で別シナリオへ移行
3.別シナリオへ移行しても、ポップアップが表示されたままになっているのを確認
4.パーティを組み、ポップアップの「渡す」を選択
(※1.で組んでいた人数より少ない人数で組むこと)
5.「渡す」相手に、現パーティのキャラの名が表示される
6.「渡す」作業を行う

成功すれば、さっきまでいたシナリオのアイテムが持ち込まれる。

この技はアイテム番号に対応しているので、シナリオ2のアイテム番号101〜129のアイテムをシナリオ1へ、104〜129のアイテムをシナリオ3へ持ち込んだ場合にはバグアイテム「????????」が誕生する。
1ターンのヒーリングが65ポイントあるものや売却価格が2147483647Gのもの、また1ターンの攻撃で1000万以上のダメージを与えるスーパーバグアイテムの誕生が確認されている。

また一度も拾ったことのないアイテムを持ち込んだ場合、それが確定状態であればアイテム博物館の「既発見」に影響を与えない(未発見のアイテムを持っているという矛盾が生じる)。

シナリオ1、2のボルタックで売られている「ロングソード」をシナリオ3に持ち込むと、クリアアイテムへ変換される(ともにアイテム番号1のため)。

2.は、「オープニング画面に戻る」でもOKだが、移行先のシナリオであらかじめパーティを組んでおくか、もしくは1.の直後に現パーティを解散しておかないと、「キャラクター転送を使わずに転送させる」になってしまい強制終了されてしまう。

   アイテムによる呪文を城で使用

[Win版LS#1]
「マラーの冠」で実践。

1.「マラーの冠」を装備させる
2.迷宮内で「マラーの冠」を選択し、画面上に「使う」「渡す」等のポップアップを表示
3.地上へ(「冒険の中断」でも可)
4.画面が城に移っても、ポップアップが表示されたままになっているのを確認
5.残ったポップアップの「使う」を選択

「マラーの冠」を城で使うと、城にいながらにして迷宮にいる状態になる。
具体的な現象は以下の通り。
・城で迷宮の曲が流れる
・通常時に迷宮内で使える呪文やアイテムが使用できるようになる
・パーティウィンドウのキャラを右クリックしても外せなくなる

この状態で「冒険の中断」をすると、次の再開地点はマラーで飛んだ先となる。
迷宮へ下りると、地下1階・東に0・北へ0地点から始まる。

また石の中へテレポートすると城でロストキャラを作れる。

その他のアイテムを城で使用した場合は以下の通り。
・回復系アイテムは普通に使用できる
・「ロミルワの巻物」は普通に使用できるが、迷宮へ下りると効果がなくなる
(※マポーフィックやラテュマピックを唱えた場合も同様)
・「宝石の護符」を城で使うと、「城から東に0 北へ0 地下0階にいます」と表示

4.でパーティを組みなおし、死亡しているキャラにアイテムを使わせると「がらくた」になる。
(※パーティを組みなおした場合は、キャラ位置とアイテム欄が一致する物が使用される)

またこの技はシナリオ越えが可能。
3.でシステムの「シナリオ選択画面に戻る」で別シナリオへ移行しても、同じように城でアイテムが使用できる(「マラーの冠」を使うと、強制終了されることもある)。

ただし、この技はアイテム番号の一致するものが使用されるため、シナリオ3から移行した(またその逆の)場合には注意が必要。
例えばシナリオ1、2の「マラーの冠(兜)」はアイテム番号66で、シナリオ3の「ショートソード+2」に対応している。
シナリオ3の「ショートソード+2」を「使う」ことにより、シナリオ1、2ではマラーの呪文が使用可能となる。
同じようにシナリオ3で「ディオスの薬」(アイテム番号29)を使いたい場合、シナリオ1、2の「ロングソード-1」(同じく29)を「使う」ことになる。
「ショートソード+2」や「ロングソード-1」などは、通常時に迷宮内で使えるアイテム(「ディオスの薬」など)を同時に所持しておかないと、「使う」を選択することができない(これもバグだと思われる)。

   アイテムによる呪文の無限使用

[Win版LS#1]
上記の「アイテムによる呪文を城で使用」技の応用。とても使える技で、呪文の使えない戦士や盗賊だけのパーティでも、アイテムによる呪文なら使いたい放題。

「マラーの冠」で実践。
この技は、「実際に冒険をするパーティ」と「アイテムの使用を担当するパーティ」のふたパーティが必要。
「実際に冒険をするパーティ」をA、「アイテムを使用するパーティ」をBとする。
Bは最低でも「Aの人数+1人」の人数が必要。
Aを迷宮内に待機(「冒険の中断」)させておく。

1.Bの一番下のキャラに「マラーの冠」を装備させる
2.迷宮内で「マラーの冠」を選択し、画面上に「使う」「渡す」等のポップアップを表示
3.地上へ(「冒険の中断」でも可)
4.画面が城に移っても、ポップアップが表示されたままになっているのを確認
5.「迷宮」へ
6.「どのパーティで冒険を再開しますか?」を、Aで「確定」
7.Aの冒険が再開されても、ポップアップが表示されたままになっているのを確認
8.残ったポップアップの「使う」を選択

成功すればAのパーティでマラーが使え、Bのパーティの「マラーの冠」もそのまま残っている。
またAをあらかじめ迷宮内に待機させておかなくても、4.の段階でBを解散し、新たにAのパーティを組んでから地下へ下りても、ポップアップが表示されたままなら同じようにマラーが使える。

またこの技はシナリオ越えが可能。
シナリオ1で「マラーの冠」をひとつ見つければ、シナリオ2でもそれを無限使用できる。
3.でシステムの「シナリオ選択画面に戻る」でシナリオ2へ移行しても、同じ手順でアイテムによる呪文が使用できる。

ただし、この技はアイテム番号の一致するものが使用されるため、シナリオ3から移行した(またその逆の)場合には注意が必要。
例えばシナリオ1、2の「マラーの冠(兜)」はアイテム番号66で、シナリオ3の「ショートソード+2」に対応している。
シナリオ3の「ショートソード+2」を「使う」ことにより、シナリオ1、2ではマラーの呪文が使用可能となる。 同じようにシナリオ3で「ディオスの薬」(アイテム番号29)を使いたい場合、シナリオ1、2の「ロングソード-1」(同じく29)を「使う」ことになる。
「ショートソード+2」や「ロングソード-1」などは、通常時に迷宮内で使えるアイテム(「ディオスの薬」など)を同時に所持しておかないと、「使う」を選択することができない。

   遠隔鑑定

[Win版LS#1]
冒険中のパーティにビショップがいなくても、アイテムを鑑定できる。
シナリオ越え(シナリオ1のビショップがシナリオ3の不確定アイテムを鑑定する)も可能。

「不確定アイテムを持ったキャラがいて、なおかつビショップのいないパーティ」をA、「ビショップのいるパーティ」をBとする。
ビショップのキャラ位置は、Aの不確定アイテムを持ったキャラに合わせておくことが必要。
またビショップは、不確定アイテムとアイテム欄が一致するだけの数のアイテムを持たせておく(不確定アイテムである必要はない)。
Aを迷宮内に待機させておく。

1.迷宮内でビショップのアイテムを選択し、画面上に「使う」「渡す」等のポップアップを表示
(※ここで選択するアイテムは、不確定アイテムとアイテム欄が一致するもの)
2.「冒険の中断」(階段で城へ戻っても可)
3.画面が城に移っても、ポップアップが表示されたままになっているのを確認
4.「迷宮」へ
5.「どのパーティで冒険を再開しますか?」を、Aで「確定」
6.Aの冒険が再開されても、ポップアップが表示されたままになっているのを確認
7.残ったポップアップの「鑑定」を選択

成功すれば、ビショップのいないAで鑑定が行われる。
3.でパーティを組み、城で鑑定することも可能。

またこの技はシナリオ越えが可能。
2.で「冒険の中断」の代わりに、システムの「シナリオ選択画面に戻る」で別シナリオへ移行しても、同じ手順で鑑定することができる。

   呪われた装備をタダで外す

[FC版#1, NP版#1]
アイテムを装備して呪われたら、戦闘中にロクトフェイトを唱えることで呪われたアイテムを外すことができる。注意点として他のアイテムやお金は酒場の誰かに預けておくこと。
FC版以外でも、ロクトフェイトでアイテムが消えるバージョンやシナリオなら成功するものと思われる。

   死の指輪で半無敵

[PCE版#1]
「RINGofDEATH!」を所持しているとHPが1割刻みで減っていくが、同時に回復アイテムさえ持っていれば、その減少は最大HPの1/5のところで止まる。そしてこの状態のキャラクターは、戦闘でダメージを受けても一向にHPが減る気配がないのである。これは正確には、1ターンで受けるダメージの累積が残りのHPを上回らなければ、HPは常に1/5の値を維持し続けるということ。もちろん1ターン中にそれを上回るダメージを受けると死んでしまうし、更に毒や石化といった特殊効果は受けてしまうので、完全に無敵というわけではない。

   性格が変わっても呪われない

[NP版#1, GBC版#1]
NP版やGBC版では性格限定の装備を付けているときに性格が変わっても、呪いは発動しない。(ファミコン版はその場で発動した)これを利用すれば、善や中立でも「しゅりけん」や「悪のよろい」の恩恵を受けたり、悪のキャラでも「しちせいけん」を存分に振るったりできるだろう。ただし装備の変更は利かないので、善と悪の装備を併用したりするのは無理。また性格の不一致で既に呪装備しているアイテムは、性格を変えても呪われたままである。


#1 アイテムとお金の増殖


   AppleII版でのアイテム複製

[Apple版#1]
城の中でキャラAの持っている複製したいアイテムをキャラBに渡す。キャラBだけをパーティから外し、キャラAはそのままダンジョンに入る。リセット→ユーティリティで復帰させると、キャラAにもキャラBにも同じアイテムが有る。
これと、WERDNA'S AMULETを城に持ち込む技を使えば、WERDNA'S AMULETの複製も簡単にできる。

   ボルタックを利用したアイテム増殖1

[Win版LS#1]
ボルタックを利用するので、呪われたアイテムや売ることのできないイベントアイテム、またボルタックに無限に置いてあるようなものは対象外。
AとBの2人パーティで解説します。

1.Aに増やしたいアイテムを持たせる
(※他のアイテムは持たせないほうがうまく行く)

A(増やしたいアイテムをひとつ)
B(持ち物なし)

2.Aの状態を表示して、そのアイテムを選択
3.「使う」「渡す」等のポップアップが表示されている状態で、ボルタックへ行く
4.「本日はどなたがご利用になりますか?」で、Aが入店
5.アイテムを売却した後、残っていたポップアップでBへ「渡す」作業を行う
(※「渡す」作業の後、売却でもOK)

成功すれば、Bとボルタックがそれぞれひとつずつ持っている。

   ボルタックを利用したアイテム増殖2

[Win版LS#1]
ボルタックを利用するので、呪われたアイテムや売ることのできないイベントアイテム、またボルタックに無限に置いてあるようなものは対象外。
今回はA1人で行う。

1.Aに増やしたいアイテムを持たせる
(※今回は他のアイテムを持っていても差し支えない)
2.ボルタックへ入店後、Aをパーティウィンドウから外す
3.パーティウィンドウ内に誰もいないのを確認
4.アイテムを「売却」

成功すればボルタックにひとつ、それに酒場にいるAの(売ったはずの)アイテムもなくなっていない。
この技はA1人で行ったほうが成功しやすい。数人でパーティを組んでいると、3.で「パーティウィンドウ内に誰もいない」状態になっていたとしても、失敗することがある。

   冒険の中断を利用したアイテム増殖とその活用

[Win版LS#1]
「冒険の中断」を利用したアイテム増殖。

1.迷宮内で増やしたいアイテムを選択し、画面上に「使う」「渡す」等のポップアップを表示
(※一番下のキャラに持たせておくと成功しやすい)
2.「冒険の中断」
3.画面が城に移っても、ポップアップが表示されたままになっているのを確認
4.パーティを組み、ポップアップの「渡す」を選択
(※1人が望ましい)
5.「渡す」相手に、現パーティのキャラの名が表示される
6.「渡す」作業を行う

成功すれば現パーティにひとつ、それに迷宮内のパーティのアイテムもなくなっていない。
4.では、1人が望ましい。数人でパーティを組むと失敗(アイテム変換、またはバグアイテム化)することがある。

またリルガミンサーガでは複数の「ワードナの護符」を城に持ち帰った場合、全て没収されてしまうが、この技を使えば城に「ワードナの護符」を持ち込むことができる。これを利用すれば、「グレーターデーモンの養殖」をはるかに上回る効率で経験値の取得が可能。
持ち込まれた「ワードナの護符」を持ったキャラを含めた6人でパーティを組み、一旦迷宮へ下りてからすぐに城へ戻る。
これを繰り返すことにより、およそ十分間で100万の経験値が稼げる。ちなみに持ち込んだ「ワードナの護符」は、ボルタックで49999999ゴールドで売却できる。

   冒険の再開を利用したアイテム増殖とその活用

[Win版LS#1]
この技の使えるところは、「アイテムを増殖させつつ、それを必要としている冒険中のパーティに引き渡すことができる」点。
「毒に侵されているが、治療呪文が切れているとき」などは、まさに打って付けの技と言える(この場合は「ラテュモフィスの薬」を増やして引き渡す)。

迷宮内に受け取る側のパーティを待機させておく(5人以内)。

1.受け取る側のパーティより多い人数でパーティを組む
(※増やしたいアイテムを持っているキャラを一番下にしておく)
2.増やしたいアイテムを選択し、画面上に「使う」「渡す」等のポップアップを表示
3.「迷宮」へ
4.「どのパーティで冒険を再開しますか?」を、受け取る側のパーティで「確定」
5.受け取る側の冒険が再開されても、ポップアップが表示されたままになっているのを確認
6.ポップアップの「渡す」を選択
7.「渡す」相手に、現パーティのキャラの名が表示される
8.「渡す」作業を行う

成功すれば現パーティにひとつ、それに城のパーティのアイテムもなくなっていない。

   冒険の書コピーで金稼ぎ

[GBC版#1]
冒険の書をコピーして、誰か1人に持ち金すべてを集め、そのキャラをパスワードを使わずに、元の冒険の書に転生させる。これを繰り返せば倍々にお金を増やすことができる。

   Windows版リルサガでの増殖法

[Win版LS#1]
・「町を出る」で増やす
1.まず増殖したいアイテム・金を持ったパーティを「町を出る」でFDにセーブし、そのファイル「Llylsaga.wch」をコピーしておく。
2.このパーティをそのまま町に戻し、アイテムと金を別のキャラクターに渡してから、再び「町を出る」。
3.FDのファイルをコピーしておいたファイルと差し替えて、パーティを町に戻す。するとアイテムと金を持った1のパーティが復活する。
また、2で「町を出る」パーティを別のいらないパーティにして、1のパーティを戻すとキャラクターが増殖する。(名前を変える必要はない。同名キャラが酒場に同居する。)

・アイテム争奪戦(闘技場)で増やす
まず増殖したいアイテムをもつパーティを「町を出る」で、FDに送りこみ、(これがビジターパーティとなる)このFDを書き込み不能(物理的なライトプロテクト)にする。そして別のパーティ(1人でも可)を作り(これがホームパーティとなる)、闘技場でホームとビジターとを戦わせる。ビジターには増やすアイテムを賭けさせ、そしてビジターに負けさせる(降伏させてもよい)。すると戦闘終了後、ビジターはアイテムが削除されるはずが、FDを書き込み不能にしてあるため削除されず、ホーム側のアイテムは増えているという寸法だ。
 また、ビジターが鑑定されていないアイテムを賭けると、ホームは鑑定済みのアイテムを入手できるので、無料で鑑定できる事になる。
ちなみに戦闘でホームが負けると、ホームのアイテムが消えるだけの自爆技となるので注意すること。

・ボルタック商店で増やす
ボルタックでアイテムを買って「これが最後の一つですよ」という表示が出ると在庫の表示が消えてしまうが、そのまま購入ボタンを押すとそのアイテムを持てる限り買うことができる。もちろんお金が足りなくなると買うことはできない。
なお、キーボード操作対応パッチを当てたり、デジキューブで売っている最新バージョンでもこの裏技は可能である。

・酒場を利用して増やす
まず一番下のキャラクタに増殖したいアイテムを持たせる。次にそのキャラクタの状態を表示して増やしたいアイテムを選択しよう。そして画面上に「使う」「渡す」等のポップアップが表示されている状態で、そのキャラクタをパーティーから外す。するとキャラクタは酒場へ移動するもののポップアップはそのまま画面に残っている。この状態で「渡す」作業を行うと、アイテムは正常に相手に渡されるが、酒場に行ったキャラクタの持ち物も無くならないのだ。この方法を繰り返すと好きなだけアイテムを増殖することができる。
一番下のキャラクタというのには特に意味はないが、何故かこの方法がもっとも上手く行くようだ。(他の位置のキャラの場合、失敗することがある)

   ワードナの魔除けの増殖

[IBM-PC版#1, UWA#1, 9801版#1, FC版#1, PS版LS#1, SS版LS#1, NP版#1, GBC版#1]
シナリオの目的であるワードナの魔除け。強力なミスクアイテムでもあり、通常は1つしか入手できないのだが、充分に強いパーティなら人数分を揃えることができる。(余談だが、パソコン版とリルガミンサーガではこれを全員所持していると敵が呪文を唱えてこなくなる)

ワードナと魔除けの出現条件
バージョン 「>」キャラがいる 既に魔除けがある
AppleII ワードナが出現、魔除けを落とす。 ワードナは出現するが、魔除けは落とさない。(装備していれば落とす)
IBM-PC/UWA
PC-9801
ワードナが出現、魔除けを落とす。 ワードナが出現、魔除けを落とす。
ファミコン
NP
GBC
バンパイアロードが出現。魔除けは落とさない。 バンパイアロードが出現。魔除けは落とさない。
リルガミンサーガ ワードナが出現、魔除けを落とす。 何も現れない。
まずAppleII版は、「>」が付いていてもワードナが現れる。魔除けを持って戦った場合は新たな魔除けを落とさないが、それを装備していれば新たな魔除けを落とす。(複数の魔除けがある場合は全て装備する必要がある)。このような制限の上、その場で再開できないシステムなので、裏技で城に魔除けを持ち込み、複製技で増やすのが手っ取り早い。
パソコン版(IBM-PC版・PC-9801版)の場合は、「>」が付いていようが、魔除けを持っていようがまったく関係ない。そこで手っ取り早い方法として、魔除けを入手した後、部屋を出て一旦冒険を中断する。そして冒険を再開すると再びワードナが現れるので、倒して魔除けを入手する。このプロセスを欲しい数だけ繰り返せば良い。
ファミコン版とGBC版の場合は、「>(GBC版は)」付きキャラがパーティにおらず、また魔除けを持っていないことが条件となる。この称号は一度付いてしまうと二度と外せない為どうしようもないが、後者は冒険の中断・再開を利用してごまかしが可能である。一例として、まず死体を加えたパーティで魔除けを入手。死体に魔除けを手渡して、部屋を出てから冒険を一旦中断する。そして死体ぬきのパーティで再開して部屋に入れば再びワードナが現れるので倒して魔除けを入手する。死体のかわりにあらかじめ「荷物持ち」を待機させておくのも手だ。(NP版はパーティ再開しても死体がパーティの残ったままなのでこの方法で)
またリルガミンサーガでは魔除けを持っていなければ冒険の中断・再開で何度でもワードナが現れるので、入手した魔除けをそのつどダミーキャラか死体に預けておけばOK。

なお、複数の魔除けを城に持ち帰った場合、AppleII版・IBM-PC版・PC-9801版・MSX2版・各種リルガミンサーガでは全て没収されてしまうが、ファミコン版・PCエンジン版・NP版・GBC版では没収されるのは1つだけである。

   死の指輪の安全テイクアウト

[FC版#1]
持っているだけでHPが削られていくが、売れば25万ゴールドの死の指輪。モンスターアロケーションセンターで敵と戦闘し「?ゆびわ」を手に入れたら、すぐにキャンプも何もせずに城への帰路につき、途中で敵にあったら「逃げる」。こうするとキャラデータが更新されないのでHPが減らないのである。後は城への階段下で識別してからボルタックに売り飛ばそう。

   ギルガメッシュの酒場で

[IBM-PC版#1, 国産PC版#1]
酒場から呼び出したときに、その呼び出されたキャラだけがセーブされるのを利用する。まず増殖させたいアイテムを持ったキャラと持っていないキャラをパーティに入れる。増殖させたいアイテムを持っていないキャラに渡す。渡された側のキャラをパーティから外して、もう一度呼び出す。ここでデュプリケートディスクを抜いてリセット。立ち上げ直すと、渡したはずのアイテムが残っており、結果として両方のキャラクターが同じアイテムを持っている。6人集めてこの作業をリレー方式に行えば一挙に6つに増やすことも可能。これはお金にも流用できる。

   ディスクをコピーする

[国産PC版#1]
デュプリケートディスク作成の際、ドライブ1に、ゲームディスクの代わりにコピーしたいキャラの入ったデュプリケートディスクを入れる。すると全く同じキャラクターが入ったディスクが出来てしまう。名前を変えてコンバートしよう。

   ターボファイルを利用する

[FC版#1]
まずターボファイルを用意する。ちなみにターボファイルにセーブされるのはキャラクターのデータだけで、ボルタックの商品はセーブされない。それを利用して、まず増やしたいアイテムを持ったままターボファイルにセーブする。そしてそのアイテムをボルタックに売った後、セーブデータを読み直せば、そのキャラとボルタックに同じアイテムが1つずつ有るというワケ。もちろん買い戻す金がなければ話にならない。
なお、ボルタックに売れないアイテムは増やせないのかと言うとそうではない。まず訓練場の一番上のキャラに増やしたいアイテムを持たせ、その状態をターボファイルにセーブする。そして今度は一番下のキャラにそのアイテムを渡してから、今さっきセーブしたデータを読み込み、読み終わる寸前にリセットする。うまく行けば両方のキャラが目的のアイテムを持っている。

   ボルタック商店でリセット

[FC版#1]
まず増やしたいアイテムをボルタック商店に売る。Aボタンを押して決定する瞬間にリセットを押す。うまくいけば目当てのアイテムが、キャラとボルタック商店にひとつづつある。

   ギルガメッシュでお金を増殖

[FC版#1]
まず酒場で「お金を集める」を選んで一番上のキャラに全財産を持たせる。そしてリセットを押す準備をして、「山分けする」を行い、ピッと音がすると同時にリセットを押す。うまくいけば、先ほどのメンバーを揃えて「お金を集める」を実行すると合計金額が増えている。この原理は、山分けすると下のキャラに均等にお金が分配されるのだが、その際一番上のキャラがお金を失う処理が最後に来るため、これをリセットで中断するワケである。なお、逆に「山分け」してから「集める」瞬間にリセットするとお金が減るので注意すること。

   ダミーキャラで金稼ぎ

[国産PC版#1, FC版#1, PCE版#1, PS版LS#1, SS版LS#1, NP版#1, GBC版#1]
新しく作ったキャラクターは最初から100〜180ゴールド程のお金を持っている。そこでダミーキャラを大量に作ってお金だけ奪ってすぐに消せばゲーム開始直後から大金持ちである。


#1 キャラクター関連


   キャラクター転送を使わずに転送させる

[Win版LS#1]
強制終了を伴うものでメリットはない。
「キャラクター転送」を使わないため、一時的に20人以上(最大26人:パーティウィンドウの6人+酒場の20人)がそのシナリオに集まる。

転送先のシナリオのパーティは解散させておく。
(※パーティウィンドウに誰もいない状態)

1.酒場で「パーティを組む」
2.システムの「オープニング画面に戻る」
(※「シナリオ選択画面に戻る」だと、何故か失敗する)
3.別のシナリオを選択
4.さっきまでいたシナリオのキャラがパーティウィンドウにいる

転送されるキャラクターがアイテムを所持していた場合、アイテム番号が一致しているものに変換され一緒に持ち込まれる。一致しているものがない場合、「????????」と表示される。

   呪文を使えない職業の呪文確認

[Win版LS#1]
通常、戦士などの呪文が使えない職業は、ステータス画面の「魔術師呪文」「僧侶呪文」の部分は灰色になっていて見ることができない。しかし、次の手順を踏むことにより、確認することができる。

呪文を使えるものと使えないもので地下へ潜る。
(戦士と僧侶で説明)

1.僧侶のステータス画面を開き、「僧侶呪文」を選択
(※通常時でも使える呪文のあるレベルにしておく)
2.「隊列変更」で、戦士と僧侶を入れ替える
3.隊列変更後、僧侶のステータスウィンドウが開いたままになっているのを確認
4.その状態で呪文を唱えると(回復系やミルワ等)、「その呪文は使えません」のメッセージが表示
5.メッセージが消えた瞬間、ステータス画面が戦士のものに変化

成功すれば、普通には見ることのできない戦士の「僧侶呪文」の確認(当然、ひとつも覚えていない)できる。
ちなみに、この技を「魔術師呪文」で行うと、何故か4.で、「その呪文は使えません」と表示されながらも、呪文を唱えた時の効果音が出る。

   バグキャラ誕生

[Win版LS#1]
下記の手順を踏むとステータスがバグったキャラクターができてしまう。

1.酒場で「パーティを組む」(2〜6人)
2.「隊列変更」
3.「キャンセル」
4.パーティから「1人外す」(6人パーティだったら5人に)
5.城もしくは迷宮内でもう一度「隊列変更」
6.何故か、外したはずのキャラが隊列変更のメンバーに。
7.そのキャラを含めて、隊列変更を「確定(実行する)」
8.バグキャラ誕生

具体的な現象は以下の通り
・レベル 0〜32006
・年齢 0〜988
・AC:-14492
・所持金は、負号で12桁
・通常は9回が上限の呪文も100回以上使える
・何故か「POTION of LATUMOFIS」を装備していて、呪われている
・能力値がオール3だったり、マイナス値だったり・・・等

ちなみにこのデータをセーブしようとすると強制終了され、再開するとバグが起きる前の状態に戻っている。
また、3.の後にシステムの「シナリオ選択画面に戻る」で別シナリオに移った場合もこの技は可能。例えば3.までを#1で行い、「シナリオ選択画面に戻る」で#2へ移行、#1で組んでいた人数より少ない人数でパーティを組み、「隊列変更」を行う。この場合、何故か別シナリオ(この場合は#1)の登録キャラが、隊列変更のメンバーに加わっている。

   ホビットの素早さバグ

[GBC版#1]
ホビットは素早さを22まで上げられるが、ここまで上がると逆に戦闘中の行動が遅くなる事が多く、モンスターも含めて行動が最後になる事もざらにある。

   オール27のパスワードを入力すると

[GBC版#1]
外伝IIの「能力値オール27のパスワード」をこのシナリオで入力すると、HP12、年齢20、能力値ALL15と、強力なキャラを転生した場合と同等のキャラを作ることができる。
なお、性格や種族がバグっているパスワードでは転生失敗となるので注意すること。

   死んでもRIP0

[GBC版#1]
GBC版には新たにRIP(死亡回数)というパラメータが加わったが、ピットで死んだ場合はこのRIPがカウントされない。

   ゾンビの冒険者

[IBM-PC版#1, UWA#1]
IBM-PC版はレベルアップで能力値が下がりやすいのが特徴で、レベルアップで油断しているとすぐにバイタリティが3以下になりロストしてしまう。ただしレベルアップせずにバイタリティを3以下にしても(4まで宿屋で下げ、蘇生呪文を利用する)そのキャラは死なず、またこの状態で死亡した際に蘇生呪文で復活させると、状態が「**ERR**」となる。このキャラはHPこそ回復できるものの一切の行動を取ることができず、つまり死んでいるのと変わらないのだ。

   ボーナスポイントをやり直す

[PS版LS#1, SS版LS#1, NP版#1, GBC版#1]
リルガミンサーガでは、ボーナスポイントを振り分けたあとで「いいえ」と答えると、名前や属性はそのままでボーナスポイントだけが更新される。
NP版の場合は、ボーナスポイント振り分け画面で「Y」ボタンを、GBC版ではセレクトかスタートを押すことで、パラパラとボーナスが変わっていく。

   タダで魔法が回復

[IBM-PC版#1, UWA#1, 国産PC版#1]
実は迷宮に入るとその時点でMPは完全回復している。つまり回復呪文を覚えていれば、レベルアップ以外は宿に泊まる必要がないワケ。(APPLE版、ファミコン版、リルガミンサーガでは回復しない)


#1 経験値とレベルアップ


   同フロアの敵と何度も戦う

[NP版#1, GBC版#1]
NP版の場合は、マロール(コンフィグ設定で「図表」にしておく)を唱えて「かいすうは?」と出たらキャンセルする。すると扉の向こうにいる宝箱を持ったエンカウント敵がすべて復活する。もちろんマロールは唱えたことにならないのでMPは消費しない。
GBC版の場合は、リセット→Resume Gameとすることで同様に敵が復活する。
どちらの場合も冒険の中断→再開とは違い、ラツマピック、マポーフィック、ロミルワといった継続呪文の効果が持続するため、MPの節約にもなる。

   行動不能で経験値倍増

[GBC版#1]
GBC版では、麻痺などで行動不能のまま戦闘終了しても、そのキャラにはしっかり経験値が入る。しかも1人当たりの経験値は正常なキャラの数で割った値なため、例えば正常1人、麻痺5人で戦闘終了した場合は、単純に6倍の経験値が全員に加算される。グレーターデーモンの養殖と併用すれば、短時間で相当量の経験値が稼げるだろう。

   グレーターデーモンの養殖

[国産PC版#1, FC版#1, PS版LS#1, SS版LS#1, NP版#1, GBC版#1]
主にB10Fに現れるグレーターデーモン。経験値は一匹4万強と高いが、仲間を呼びつつマダルトを唱えてくる難敵だ。しかしモンティノあるいはマハマンの「魔物を黙らせる」で呪文を封じてしまえば、呼び出される仲間も何故か呪文が封じられている。そこでこいつらを全滅させないよう適度に増やしながら倒していけば短時間で莫大な経験値を得ることができる。なお、毒や麻痺攻撃には注意が必要だが、これも全員がワードナの魔除けを所持していれば恐るに足らない。(リルガミンサーガでは麻痺を受けるので注意)

   カコデーモンの養殖

[GBC版#1]
方法はグレーターデーモンの養殖と同じだが、GBC版のカコデーモンはグレーターデーモンよりも経験値が多く、特殊攻撃は投げ飛ばしのみ(次のターンまでなのでほぼ影響なし)、仲間を呼んだ時はほぼ確実に増える、といったメリットがある。
なおGBC版の敵はFC版同様、仲間を呼ぶのは6匹の時までで、7匹になると呼ばなくなる性質があり、この点に気を付けて効率的に養殖しよう。

   自動戦闘

[国産PC版#1, FC版#1, PS版LS#1, SS版LS#1, NP版#1]
B1F(東13北5)の固定モンスター、マーフィーズゴースト。こいつはキャンプを解くことで何度でも復活するので、連射速度調節機能付きジョイスティックを使い、ABボタンをA>B(要微調整)のように連射固定すれば、勝手に戦闘を繰り返してくれる。リルガミンサーガなら、○>×、またパソコン版なら、マッチ棒でも刺して、「C」「F」「Y」「Enter」のキーが常に押されている状態にする。(できない機種もある)
なお、このマーフィーズゴーストからは逃げられないので、ある程度強いメンバーに回復アイテムを持たせてから行うのが理想的である。(NP版では普通に逃げられる)

   盗賊の短刀を使った後は

[国産PC版#1, FC版#1, PS版LS#1, SS版LS#1, NP版#1, GBC版#1]
盗賊をレベルをそのままに忍者にクラスチェンジしてくれる盗賊の短刀。しかし経験値はそのままなので、忍者になってから次のレベルに上げるのは大変である。そこでマハマンを唱える、あるいはドレインを受けてわざとレベルを下げると、経験値は現在のレベルから逆算されるので、結果、元の経験値より高くなっている。


#1 スーパーキャラクター


   装備できないアイテムを装備1(「パーティから外す」を利用)

[Win版LS#1]
どの職業でも、あらゆるアイテムを装備できる技。すべての武具はもちろん、イベントアイテムも例外ではない。

魔術師に「村正」と「君主の聖衣」を同時に装備させることもできる。ただし、SPは使用できない。「ディオスの薬」や「カエルの置物」も装備可能。

例として、僧侶に「ショートソード」を装備させる。

1.戦士に「ロングソード」、僧侶に「ショートソード」を持たせる
(※戦士の持ち物は「ロングソード」でなくても、装備できるものならなんでもOK)

戦士(「ロングソード」を持たせる)
僧侶(「ショートソード」を持たせる)

2.戦士の「ロングソード」と、僧侶の「ショートソード」の持ち物の位置を合わせる
(※アイテム欄の上から何番目という具合)
3.戦士の「ロングソード」の「使う」「渡す」等のポップアップを表示
4.戦士をパーティから外す
5.ポップアップが表示されたままになっているのを確認
6.残ったポップアップの「装備」を選択

成功すれば「刃物は厳禁」とされている僧侶が「ショートソード」を装備している。同じ作業をもう一度繰り返すと、外すことができる。

   装備できないアイテムを装備2(ボルタックを利用)

[Win版LS#1]
どの職業でも、あらゆるアイテムを装備できる技。すべての武具はもちろん、イベントアイテムも例外ではない。

魔術師に「村正」と「君主の聖衣」を同時に装備させることもできる。ただし、SPは使用できない。「ディオスの薬」や「カエルの置物」も装備可能。

例として、僧侶に「ショートソード」を装備させる。

1.僧侶のアイテム欄の1番目に「メイス」、2番目に「ショートソード」を持たせる
2.「メイス」の「使う」「渡す」等のポップアップを表示させた状態でボルタックへ
3.「メイス」を「売却」
4.ボルタックから出ても、ポップアップが表示されたままになっているのを確認
5.残ったポップアップの「装備」を選択

   装備できないアイテムを装備3(「冒険の再開」を利用)

[Win版LS#1]
どの職業でも、あらゆるアイテムを装備できる技。すべての武具はもちろん、イベントアイテムも例外ではない。

魔術師に「村正」と「君主の聖衣」を同時に装備させることもできる。ただし、SPは使用できない。「ディオスの薬」や「カエルの置物」も装備可能。

例として、僧侶に「ショートソード」を装備させる。

僧侶に「ショートソード」を持たせ、迷宮内に待機させておく。

1.城で戦士に「ロングソード」を持たせる
2.僧侶の「ショートソード」と、戦士の「ロングソード」の持ち物の位置を合わせる
3.戦士の「ロングソード」の「使う」「渡す」等のポップアップを表示
4.「迷宮」へ
5.「どのパーティで冒険を再開しますか?」を、僧侶で「確定」
6.僧侶の冒険が再開されても、ポップアップが表示されたままになっているのを確認
7.残ったポップアップの「装備」を選択

また「3」はシナリオ越えが可能。
3.までを別シナリオで行った後、システムの「シナリオ選択画面に戻る」で僧侶の待機しているシナリオへ移行、同じ手順で4.以降を行う。

   マイナスの能力値

[IBM-PC版#1, UWA#1]
よく「老衰でロストする」と言われるが、より正確には VITALITY が3の時に VITALITY を失うとロストとなる。
ところで他の能力値に関しては3を切ろうが0になろうがそのキャラはぴんぴんしている。この状態でさらにその能力値を失うと、31になる。さらに失えば30、29、と下がっていく。逆に31の状態で能力値を得ると0になる。
ちなみに STRENGTH が31だと、攻撃が1回当たるたびに16ダメージが加算されるため、例えば「MURAMASA BLADE!」で眠っている敵を殴れば、場合によっては1000以上のダメージを与えることができる。
(ちなみにこのバージョンでは2倍打撃は装備しなければ出ない)

   スーパービショップ

[Apple版#1]
まずビショップを作る。すぐに迷宮に潜り、最初のキャンプのときに「9」のアイテムを鑑定する。(当然持てる装備は8個までなので、9という数字は使えない筈だが・・・)作りたてのビショップなので何度も失敗するが、成功すると経験値が1億になっている。
ちなみに「9」の代わりに「S」と入力すると、直後のキャラに1億の経験値が。また「J」とすれば直後のキャラに1億ゴールドが入る。なお、他の文字を入力しても直後のキャラのデータを書き換えることができるが、名前がブランクになったり、その結果酒場で名前を入力できなくなることがあるのでお勧めできない。

   レベル1000の忍者

[PCE版#1]
キャラクターのパスワード入力画面で
「Dク55EEススモ1イ00000
0ロ80AくえBA0000000
00000000835Cを20W」(0はすべてゼロ)
このように入力すると、レベル1000の忍者が現れる。名前を変えれば、さらに何人でも作ることができるようになる。

   レベル175の忍者

[PCE版#1]
キャラクターのパスワード入力画面で
「カカカカカカカカカカカカカカカカ
カカカカカこ7ンンン1」
このように入力すると、レベル175の忍者が現れる。ただし、このキャラを使うとバックアップデータがバグってしまうことがある。


#1 能力値・HP上昇


   レベルアップをやり直す

[NP版#1, GBC版#1]
宿屋でレベルアップした後、宿屋から出ずにリセットすると、そのキャラはレベルアップ前の状態に戻っている。これを利用すれば、納得いくまで能力変化をやり直すことができる。しかしレベルアップ後に宿屋から出てしまうと、リセットしても戻らないので注意すること。
ちなみにFC版では、レベルアップした時点でセーブされてしまうため、やり直しは不可能だ。

   SP無限使用

[SS版LS#1]
SS版ではアイテム受け渡しの処理のスキを突いて、アイテムのSPを何度でも使うことができる。やり方はまず、SPを使いたいキャラが目的のSPアイテムを持っている状態にする。そして酒場でアイテムを他のキャラに全部渡してしまう。(目的のSPアイテムは最後に渡すこと)。渡し終わったらそのまま「装備」を選択する。(なぜか選択可能)。するとアイテムを持っていないのに「SPを使いますか?」と聞かれるので「はい」と答えると、目的アイテムのSPが発動する。なお、他のキャラに渡してあるアイテムはそのまま残っているので、何度でもこのプロセスを繰り返すことができるのだ。
ちなみにこの実体のないアイテム(コピー品)はしっかり破損チェックが行われ、「がらくた」または別のアイテムに変質する。また壊れないことのあるアイテムの場合、壊れなければもう一度SPを使うことができる。
余談だが、この技はボーナスダンジョンでも通用する。

   マハマンかエナジードレインを利用する

[国産PC版#1, FC版#1, PS版LS#1, SS版LS#1, NP版#1]
目的のキャラにマハマンを唱えさせる、あるいはわざとドレインを受けさせて、その戦闘が終了しないうちに誰でもいいからマロールを唱えさせて強制的に戦闘から抜ける。すると目的のキャラはレベルは下がっているが経験値は元のままなので、宿に泊まれば元のレベルまで回復し、更に宿泊した分、能力値とHPを上げることができる。

*GBC版では不可。

   アイテムのSPを利用する

[国産PC版#1, PS版LS#1, SS版LS#1, NP版#1]
村正のSPは侍の力を1上昇させる。また手裏剣のSPは忍者のHP上限を1上昇させる。これらのアイテムは壊れるまでは何度もSPを使うことができ、また壊れたとしても、リセットすれば壊れていない状態に戻っている。
リルガミンサーガの場合はこれらのアイテムを使うごとにセーブを行い、そしてアイテムが壊れた時点でリセット。こうすれば1アイテムでその特性値をフルにすることができるだろう。
NP版の場合はキャンプを解除した時点でセーブされるため、アイテムが壊れなかったらキャンプを解除。壊れたらリセット。これを繰り返せば1アイテムでその特性値をフルにできる。


#1 性格・年齢操作


   中立を止める/中立になる

[SS版LS#1]
普通、キャラクターを#3に転送しようとすると、レベルは1に戻され、性格はその職業に準じたものに変更を迫られる。ただしサターン版のボーナスダンジョン(以後BD)を経由するとレベルが1に戻されるペナルティが免除されのだ。これを利用してレベルをそのままに中立の性格にしたり、また中立をやめる事ができる。 例えば、#1でつくった僧侶(善)→侍(善)のキャラクターを、BDを経由して#3に転送。その時の性格チェックで中立を選び、すぐにBDを経由して#1に戻る。すると全呪文を使える中立の侍が#1で使えるようになる。また同じ手順により、善に戻すことも可能だ。
思いがけず性格が変わってしまったときや、なかなか「友好的な敵」に遭遇できないとき、遭遇しても性格が変わらないときなどに利用するのもよいだろう。
ただし欠点もあり、「悪の君主」や「中立の忍者」といったキャラクターは逆に性格が矯正されてしまう。注意すること。

   老け防止

[PCE版#1]
PCエンジン版はゲーム中のリセット回数をカウントしており、500回以上リセットするとシナリオをクリアしたときにキャラが10歳年をとってしまう。これを回避するには、なるべくリセットせずにクリアするか、もしくはエンディングを最後まで見ずに電源を切ってしまおう。この場合でもちゃんと報償と称号は貰える。

   年齢ループ

[FC版#1]
レベルが上がらない状態でキャラのHPをギリギリまで下げてから簡易寝台に泊まると年齢だけがどんどん上がっていく。その上限は128歳だが、更に上げ続けると 127 → 126 →・・・→ 100 → −99 → −98 → −1 → 0 → 1 → 2 とループする。0歳ならレベルアップ時に能力値が減ることはほとんどない。

   宿屋の法則

[国産PC版#1, FC版#1, PS版LS#1, SS版LS#1, NP版#1, GBC版#1]
パソコン版では馬小屋の宿泊は一切年を取らない。またHPフルで他の部屋に宿泊した場合も一切年を取らない。
ファミコン版とGBC版では馬小屋の宿泊は1/7の確率で1週間年を取る。またHPフルで他の部屋に宿泊した場合も1/7の確率で1週間年を取る。
リルガミンサーガでは馬小屋の宿泊は一切年を取らない。しかし簡易寝台以上で「回復:○」を選ぶと、たとえHPフルでもその部屋の設定分年を取ってしまう。ちなみにHPフルで「回復しない:×」なら年を取らない。
NP版では馬小屋の宿泊は一切年を取らない。ただしHPフルで他の部屋に宿泊した場合は1/7の確率で1週間年を取る。


#1 蘇生と脱出


   ランダムマロールで地下10階に

[GBC版#1]
通常、マロールで地下10階へ入ろうとしても元の場所に戻されてしまう。しかし地下9階で戦闘中にマロールを唱えると地下10階に進入することができる。うまく行けばいきなりワードナの玄室の近くへ出る事もあるものの、運が悪ければ石の中へ。しかし石の中に飛び込んでも墓のグラフィックが出ているうちにリセットすれば生還可能である。

   ランダムマロールの実体化先

[GBC版#1]
戦闘中にマロールを唱えると適当な場所に飛ばされてしまうが、座標はともかく実体化先のフロアは唱えたフロアによって決まる。GBC版では以下の通り。
(×は唱えてもマロールの効果は発揮されず、そのまま戦闘続行)

B1 → B2
B2 → B3
B3 → B4
B4 → B9
B5 → ×
B6 → ×
B7 → ×
B8 → ×
B9 → B10
B10 → B1

   玄室の敵と戦わずに通過

[GBC版#1]
玄室が連なっている場所に限り、2番目の玄室の敵と戦わずに通過する方法がある。玄室Aから玄室Bに移動するとして、
1.玄室Bに入る。(戦闘になる)
2.リセットする。
3.Resume gameから再開する。
4.戦闘から逃げる。
5.玄室Aに戻されるが、なぜか即戦闘になる。
6.リセットする。
7.Resume gameから再開する。
8.戦闘から逃げる。
9.玄室Bに戻され、また戦闘になる。
10.リセットする。
11.Start gameから再開すると玄室Bにいる。(通過した状態)

   ワードナエリアからの脱出

[Win版LS#1, GBC版#1]
B10Fのワードナの玄室があるエリアは袋小路になっていて、MALORを唱えるか、ワードナに勝って護符を使う以外に脱出する方法はない。未熟なパーティでは入り込んだら最後、強力なパーティの救援を望むしかない。しかしWindows版リルサガでは、ワードナとの戦闘中にゲームを終了し、再びゲームを立ち上げるとワードナのいた座標に立っていて、そこから1歩進むと普通の敵が現れ、倒すと宝箱が出てくる。それがテレポーターならわざと引っかかり、運が良ければ他のエリアに飛ばされ脱出することができる。
余談だが、リルサガの元になったPC-98版では、ワードナ戦をリセットすると、ワードナの座標から始まるものの宝箱を持ったモンスターは現れず、また戻ってもワードナは現れない。SS版リルサガでは、ワードナ戦をリセットしても、再開後に間髪入れずにワードナが現れるので余計に状況が悪くなる。ちなみにPS版リルサガはオートセーブに対応していないのでリセット自体が無意味である。

なお、GBC版では玄室に行くまでの通路に戻るためのワープゾーンが隠されている。

   玄室を無傷で通過

[国産PC版#1, SS版LS#1, Win版LS#1]
国産パソコン版とSS版リルサガでは、敵との戦闘中にゲームを中断すると、部屋に踏み込んだ状態から再開され、そのまま玄室を通過できる。Windows版リルサガでも同様だが、1歩歩くとモンスターが出現。しかしこの敵から逃げればもう現れない。これを利用すればB10Fの6玄室もノーダメージで通過できる。

   ロストから復活

[FC版#1, GBC版#1]
迷宮内でカドルトを失敗したときのみ有効。ロストしたキャラをメンバーに加え、マロールで城の上空、あるいは地下深くに飛ぶ。すると全員が死体で町に戻るので、ロストしたキャラの復活が可能となる。
余談として、これを利用すればレベル0というふざけたキャラを作ることができる。まずレベル1の忍者にわざとエナジードレインを受けさせる。ステータスを見るとレベル0、HP0/0、ロスト、となっているので、この技を使って生き返らせればレベル0の冒険者が誕生する。

なお、GBC版では上記の方法は通用しないが、その代わり追加アイテムの「はんごんこう」のSPによってロストキャラが復活できる。

   100%蘇生術

[FC版#1, PS版LS#1, SS版LS#1, NP版#1, GBC版#1]
パーティにマハマンとマロールを覚えているキャラがいることが条件。死亡、または灰化したキャラ(複数可)をパーティに加え、危険度が低く、逃走しない敵と戦闘に入る。そこでマハマンを唱え、「死者を生き返らせる」を選択すると、全員が蘇り、更に戦闘を終了させずにマロールで逃げれば術者のレベルも回復する。当然年齢上昇や生命力低下といったペナルティもない。

なお、GBC版では蘇生自体は可能だが、マロール逃げが不可なため術者のレベルは回復しない。

   蘇生率UP

[MSX版#1]
死んでしまったキャラ(死体でも灰でも)にディやカドルト(カント寺院でも可)をかけたときの成功率は、そのキャラクタのHPに大きく依存する。 通常死んでしまったキャラのHPは0なのだが、これに回復呪文をかけるとちゃんとHPが増えるので、マディをかけてからカドルトをかけると、まず確実に蘇生する。
逆に、首をはねられた直後のキャラはHPがマイナスになっているが、この状態で生き返らせようとすると、ほぼ確実に失敗してしまう。

   石の中から生還

[FC版#1, NP版#1, GBC版#1]
メッセージのタイマーは「∞」にしておくこと。テレポーターでB10Fの石の中に飛び込んでしまったら「石の中にいる!」の表示が消える前にリセット。冒険を再開するとパーティは石の中でキャンプしているので、キャンプを解かずに上層へマロールで飛べばOK。

   リセット技

[FC版#1, PS版LS#1, SS版LS#1, NP版#1, GBC版#1]
戦闘中にリセットすると、その戦闘で起きた出来事はすべてキャンセルされる。つまり死もドレインも怖くないワケ。またキャラの蘇生に失敗してもリセットすれば失敗する前の状態に戻っている。
なお、リルガミンサーガは手動セーブなので、何か問題が起きても、慌てず騒がずセーブしないでやり直せば問題ない。

更にGBC版はレジューム機能により、戦闘ターンレベルでのやり直しが可能だ。また、B5F〜B8Fではアイテムの入手率が異様に低いため、リセット&レジュームで宝箱を何度も開け直すとよい。基本的には、金を手に入れたメッセージのところでAボタンを押しっぱなしにしてあれば、後からセレクトとスタートを追加押しし、最後にBを押すことでリセットできる。また、金を拾った時点で何も押していない場合でも、そこでセレクトとスタートを同時押ししつつ、AとBをタイミング良く同時に押せばリセット可能だ。

   一方通行の扉を通ってしまったら

[FC版#1, NP版#1, GBC版#1]
一方通行の扉を通ってしまった場合、その場で一歩も歩かずにぐるぐる回っていると敵が出現するので、その敵から逃げれば通る前のブロックに戻ることができる。

   カント寺院で無料で治療を受ける

[Win版LS#1]
まず、治療を必要とするキャラクターを準備し、元気なメンバーでカント寺院へ出向く。
1.「どなたが寄付金を納めますか?」で、納めるキャラを選択。
(※この時、実際に必要な治療費を所持していることが条件)
2.「納める」をクリックする前に、パーティを解散。
(※パーティウィンドウのキャラを右クリックで外す)
3.パーティウィンドウ内に誰もいないのを確認。
(※一人でも残っていると、そのキャラが支払うことになる)
4.「納める」
すると治療が行われ、なおかつ誰のゴールドも減っていない。


#1 戦闘関連


   首無しサムライ

[X1版#1]
X1版の#1には、「戦闘中3人が戦闘不能(sleep等で)になると、戦闘終了時に暴走する」というバグが存在する。モンスターをスクロールダウンしようとして、一番上のラインを消した瞬間にフリーズするというもので、その結果、あたかも「頭が欠けたガイコツ」や「首無しサムライ」がいるように見える。また、偶然にもこちらのクリティカルヒットで戦闘終了。「首を切り落とした!!」と表示された瞬間、サムライの首が本当に飛んだように見えたこともあるそうだ。

   呪文名を略すと・・・

[MSX版#1]
国産パソコン版やIBM-PC版で呪文の頭文字を打ち込むと、それに該当する呪文が複数ある場合は、
「LA」→
A)LATUMAPIC
B)LATUMOFIS
と、このようにその中から選ぶことができる。しかし同じようにMSX版で入力すると、なんと自動的に最もレベルが低い呪文に確定してしまう。これが戦闘中なら、誤っても「T)UNEBACK」で戻れるが、キャンプ中に解毒しようとして「LA」と入力すると、「LATUMAPIC」が発動してムダ使いになってしまう。

   マディのバグ

[Apple版#1, 国産PC版#1]
パソコン版では呪文を使う際にそのスペルをキーボードで打ち込むのだが、呪文表にないスペルを打ち込んだ場合は普通やり直しとなる。しかし、「MAGFD」と打ち込むと、何故か「MADI」の呪文が発動してしまう。(IBM-PC版は不可)


#1 迷宮関連


   ワープポイントを見破る

[Apple版#1, IBM-PC版#1, PC-9801版#1, MSX版#1, PS版LS#1, Win版LS#1, SS版LS#1, FC版#1, NES版#1, NP版#1, GBC版#1]
ワープポイントをその隣のブロックから見るとワープの出先の地形が見えるが、ナナメの位置からワープポイントを見ると元の地形を見ることができる。これを利用すればワープポイントの有無が確認できる。真っ直ぐの位置から見た場合とナナメの位置から見た場合で明らかに地形が異なっていれば、そこにワープポイントがあると分かる訳だ。ただし扉を開けたらいきなりワープする等、これが通用しない場所もある。
ちなみに、PS・SS・Win版リルサガのダンジョン=ポリゴンではどちらの位置から見ても元の地形なので通用しないが、線画(Win版ではワイヤーフレーム)にすれば通用する。

   迷宮外へのMALOR

[Apple版#1, IBM-PC版#1, PC-9801版#1, MSX版#1, PS版LS#1, Win版LS#1, SS版LS#1, FC版#1, NES版#1, NP版#1, GBC版#1]
迷宮外にMALORした場合、そのテレポート先は、石の中、上空、城、堀の4通り。石の中と上空は確実に全滅だが、堀はキャラごとにランダムで死亡したりしなかったりする(まれに全員生還する。MSX版で確認)。その範囲の区分は機種によって異なっており、特に上空と堀の範囲は城塞都市を想像する上で興味深い。FC版とNES版は周囲を高い岩山に囲まれた窪地のようであり、それ以外は巨大な堀が広がる平地のイメージである。なおIBM-PC版・PC-9801版・Win版リルサガ(未パッチ)は状況を示すメッセージが表示されないため、どこに入ったか分かりにくい(PC-9801版は石の中のみ表示あり)。

機種

石の中

上空


Apple B1F以下で20x20の範囲外かB11F以下全域
(全滅→城からやり直し)
2F以上の全域
(全員死亡して城へ)
1F-E0N0
(普通に城へ)
1FでE0N0以外の全域
(何人か死亡して城へ)
IBM-PC B1F以下で20x20の範囲外かB11F以下全域
(全員LOST)
2F以上の全域
(全員死亡して城へ)
1F-E0N0
(普通に城へ)
1FでE0N0以外の全域
(何人か死亡して城へ)
PC-9801 B1F以下で20x20の範囲外かB11F以下全域
(全員LOST)
2F以上の全域
(全員死亡して城へ)
1F-E0N0
(普通に城へ)
1FでE0N0以外の全域
(何人か死亡して城へ)
MSX B1F以下で20x20の範囲外かB11F以下全域
(全員LOST)
2F以上の全域
(全員死亡して城へ)
1F-E0N0
(普通に城へ)
1FでE0N0以外の全域
(何人か死亡して城へ)
PSリルサガ B1F以下で20x20の範囲外かB11F以下全域
(全員LOST)
2F以上の全域
(全員LOST)
1F-E0N0
(普通に城へ)
1FでE0N0以外の全域
(何人か死亡して城へ)
Winリルサガ B1F以下で20x20の範囲外かB11F以下全域
(全員LOST)
2F以上の全域
(全員LOST)
1F-E0N0
(普通に城へ)
1FでE0N0以外の全域
(何人か死亡して城へ)
SSリルサガ B1F以下で20x20の範囲外かB11F以下全域
(全員LOST)
2F以上の全域
(全員LOST)
1F-E0N0
(普通に城へ)
1FでE0N0以外の全域
(何人か死亡して城へ)
FC 20x20の範囲外かB11F以下全域
(全員死亡して城へ)
2F以上で20x20の範囲内
(全員死亡して城へ)
1F-E0N0
(普通に城へ)
1Fで20x20の範囲内(E0N0以外)
(何人か死亡して城へ)
NES 20x20の範囲外かB11F以下全域
(全員死亡して城へ)
2F以上で20x20の範囲内
(全員死亡して城へ)
1F-E0N0
(普通に城へ)
1Fで20x20の範囲内(E0N0以外)
(何人か死亡して城へ)
NP B1F以下で20x20の範囲外かB11F以下全域
(全員死亡して城へ)
2F以上の全域
(全員死亡して城へ)
1F-E0N0
(普通に城へ)
1FでE0N0以外の全域
(何人か死亡して城へ)
GBC B1F以下で16x16の範囲外かB11F以下全域
(全員死亡して城へ)
2F以上の全域
(全員死亡して城へ)
1F-E0N0
(普通に城へ)
1FでE0N0以外の全域
(何人か死亡して城へ)

   呪文封じをリセット

[PS版LS#1]
呪文封じのブロックを通過すると、通常は別のフロアへ移動するまで 唱えた呪文が全て打ち消されてしまう。しかし、いったん冒険を中断してから再開すれば、同じフロアに留まったまま呪文使用を解禁することができる。

   作動しないピット

[Win版LS#1]
ゲーム起動直後にマラーでピット地点へ飛び込んだ場合、またはピット地点で「冒険の再開」をした場合、方向転換しても何故かピットは作動しない。

通常はマラーでピット地点へ飛び込んだり、またはピット地点で「冒険の再開」をした場合(ピット地点で「冒険の中断」をしておく)は、直後にその場で方向転換したり壁にぶつかったりするとすぐにピットが作動する。しかし、ゲーム起動直後(一度も戦闘していない状態)だと、何故かピットが作動しない。

この現象は、シュート地点やメッセージ地点でも同様。

   B10Fで何度もモンスターを出す

[国産PC版#1, FC版#1, PS版LS#1, SS版LS#1, NP版#1, GBC版#1]
B10Fで何回かの戦闘後にいったんゲームを抜け、また入りなおすと扉を開けた後に発生するエンカウントが戻っている。スタート地点へのワープゾーンと併用すれば、効率よくアイテム探しや経験値稼ぎが行えるだろう。
また冒険を中断したくないという人は、B10Fのスタート地点(東0北0)で MALOR を使用し「東8北2上1」にテレポートすると、B9Fのシュートの上に出る。B10Fを適当にまわった後にこの技を使えば、これまたモンスターが復活するのでアイテム探しに便利である( MALOR の使用回数分まわることができる。)

   B10Fのマップを見る

[NP版#1, GBC版#1]
デュマピックが「*しっぱい!*」してしまうB10Fのマップを見る方法。
まず最初の各種コンフィグ設定で、マロールの表示形式を「図表」にする。そしてマロールを唱えると、何階のどこに飛ぶか選択する際、地図が表示される。おまけにマロールをキャンセルしてしまえば魔法の回数も減ることはない。

GBC版では階選択をした時点ではじかれるため上記の方法は不可能。ただしB10Fにいるキャラをカンディすることでマップを見ることができる。

   マラー直後に逃げると

[PS版LS#1, SS版LS#1]
リルガミンサーガでは、マラーで移動した直後に戦闘になった場合、そこで逃げるとマラーを唱えた座標に戻ってしまう。呪文を無駄にしないよう、マラーする前にはセーブしておくのが無難だろう。また、階段を使って、次の階に出た直後に戦闘になった場合も、逃げると元居た階に戻されてしまう。

   ワードナ事務所前の座標

[国産PC版#1, FC版#1, PS版LS#1, SS版LS#1, NP版#1, GBC版#1]
ワードナの事務所前の座標はB10F(東17北04)である。ここから城の階段に戻るには、マロールで(東−17、北−4、上9)と指定すれば良い。逆にB10Fへのマロールは不可能である。(まったく移動せずにMPが1減るだけ)

GBC版はマップが16x16にリサイズされているため、事務所前の座標は(東13北2)である。余談だが、事務所の隣(東11北2)には隠し扉があり、その先のワープポイントから10階スタート地点に戻ることができる。


#1 豆知識


   0人でダンジョン徘徊

[Win版LS#1]
「全滅せずに、全滅した時の曲を聴く」でお墓ウィンドウを表示させる(墓石は現れない)。
この状態でシステムの「ゲーム終了」(画面右上の「閉じる」をクリックでもOK)、「ゲームを中断しますか?」で「いいえ」をクリックする。すると一歩前進か方向転換が可能になる。
一歩動くたびにお墓ウィンドウが表示させるので、「ゲームを中断しますか?」→「いいえ」を繰り返すことで、0人でのダンジョン徘徊が可能。
ただし、この技で階段やエレベーター、またワープゾーンや強制送還される部屋へ行っても何も起きず、1階から移動することはできない。

この技は「普通に全滅した時」に意外な活用がある。
全滅し、お墓ウィンドウが表示されている状態で「ゲームを中断しますか?」→「いいえ」、ここでさらに「キャラクターの捜索」→死んだキャラをパーティに「加える」、一歩前進するとお墓ウィンドウが再び表示という具合に、これを繰り返すことで死人だけのパーティでの移動が可能になる。
その階に1人待機させておけばそのキャラのところまで死体だけのパーティで移動し、「キャラクターの捜索」で死体と一緒にそのキャラを加えれば安全に回収できるというわけ。
気を付けなければならないのは、死体だけのパーティでは階段やワープゾーンへ行っても何も起きず、その階から移動できないということ。

シナリオ1の地下10階のようなところでは、あまり意味がないかもしれないが、しかしこれを利用すれば地下10階の第3の部屋、ワープゾーンに囲まれ普通には行くことのできないところへ、容易に行くことができる。

   全滅せずに全滅した時の曲を聴く

[Win版LS#1]
まず、迷宮内に別パーティを待機(「冒険の中断」)させておくことが必要。
1.新しいパーティを組み、「迷宮」へ。
2.「どのパーティで冒険を再開しますか?」で、現パーティを解散。
(※パーティウィンドウのキャラを右クリックで外す)
3.パーティウィンドウ内に誰もいないのを確認。
4.そのまま「確定」
すると0人でダンジョンに入っており、ここで一歩でも動いたり方向転換したりすると「全滅」となる。ちなみに画面に墓は現れない。

   マイルフィック暴走

[国産PC版#1]
国産パソコン版では、MAELIFICと戦うとたまに画面がフリーズしてバグることがある。PC-9801版では画面下に

EXECERS Divided by Zero
Sea#0f. Proc#08. Inst#a6b9[82]

と表示され、何らかの処理でオーバーフローしている事が分かる。
MAELIFICがTILTOWAITを唱えようとする事が原因とも言われるが、正常に発動する場合もあってはっきりしない。他にも、PC-8801版では出現の読み込み終了時にリセットがかかり、エラーメッセージは出なかった。MSX2のROM版でも同様にリセットがかかり、しかも高い確率でセーブデータが破壊される(機種との相性かも)、といった報告もある。

   サウンドテスト

[GBC版#1]
町外れで中断をして、メッセージが出たら上下右左の順に押すとサウンドテストになる。

   セーブファイルのバックアップ

[Win版LS#1]
Windows版リルガミンサーガのセーブファイルは「LlylSaga.exe」と同じフォルダにある「Llylsave.dat」。これをコピーしておき、必要な時に置き換えれば以前の状態に戻ることができる。

   デモ画面をすぐに見る

[PS版LS#1]
リルガミンサーガのタイトル画面でじっと待っているとストーリーデモが始まるが、すぐに見たい時は、L1、R1、L2、R2を同時に押そう。

   ディスク1枚でゲームする

[国産PC版#1]
パソコン版を遊ぶ場合、マスターディスクで起動してからデュプリケイトディスクに交換するという手順を踏む。さほど不便ではないのだが、コピーツールでマスターディスクをコピーすれば、このディスク1枚でゲームができるようになる。つまり、このコピーしたディスクにライトプロテクトを掛けずにそのまま起動。「デュプリケイトディスクに交換して云々」でそのまま「Return」を押すと、エラーが帰ってくることなくそのまま遊べてしまうのである。
このワザは、マスターディスクとデュプリケイトディスクの違いが、ライトプロテクト及び、ブート情報とプロテクト情報のみであることを利用している。またマスターディスクを使用せずに済むため、マスターディスクの破損を心配する必要がないのもメリットである。
注)マスターディスクにはプロテクトがかかっているので、Wizに対応したコピーツール(Wizard/V3など)を使用すること。そうでないと起動すらできない。
ちなみにウィザードリィ・コレクションでもこの裏技は通用する。マスターである「Wizardry1.FDI」をコピーし、プロパティで「読み取り専用」のチェックを外せば、起動から終了までこのファイル1つでプレイ可能だ。

   ファミコン版についていろいろ

[FC版#1]
  • アイテムに備わる2倍打撃は敵先頭グループには効果がない。だからメイジマッシャーを装備してもワードナには意味がなかったりする。

  • 属性専用アイテムを装備しているときに属性が変わると、呪いはその場で効力を発揮する。しかし属性を元に戻せば呪いも解け、アイテムも普通に脱着できる。

  • 盗賊の罠外しは#II、#IIIと比べて、失敗する頻度が高い。

  • レベルが高くなるとどんな職業でも罠を外せるようになる。(識別はいいかげんだが) 更にレベル1000くらいになると、宝箱を開けても罠が作動しない。

  • HPの上限は32768。(以降、表示は32767、32766、と下がり始める。おそらくマイナス表示に飛んでいるのだろう) しかしHP32768以降だと迷宮に入って歩き出したとたんに死んでしまうので、32767以下に留めておくのが無難。

  • 使ったり、SPを使用した後に生まれるアイテムは必ず不確定名になる。
    例1)窒息の指輪/?指輪→?壊れたアイテム
    例2)盗賊の短刀/?短刀→?壊れたアイテム

  • ポイゾンジャイアント、フロストジャイアント、アースジャイアントにはマカニトが有効だ。特にポイゾンは強敵なのでパーティが弱いうちは非常に助かる。

  • ゴールドの最大値は999999999999(12桁)
    この状態で他のキャラからお金を集めてもこれ以上は増えず、他のキャラのゴールドが消えるだけの結果となる。またこの状態で他の5人に「分配する」→「お金を集める」と999999999996Gとなり3ゴールド減ってしまう。

   モンスターグラフィック

[PCE版#1]
ダンジョンの中で、右上とセレクトとIIを同時に押す。すると、現在パーティがいるフロアに出現するモンスターや、イベント関係のグラフィックが出現する。IかIIを押すと別のグラフィックへの切り替えができ、ランを押すと再びゲームに戻る。

   PCエンジン版についていろいろ

[PCE版#1]
  • #5から#1〜3に転送(パスワードのみ)した場合、性別は男、RIPとMARKは0、ゴールド及び所持品は全て没収され、一部の魔法を忘れている。レベル、魔法の使用回数、その他はそのままである。

  • #1〜3間は、パスワードでキャラを移動した場合、特性値は種族基本値に戻り、ゴールド、アイテムは全て没収される。なおレベルや経験値、魔法、その他はそのまま。 ちなみに訓練場でシリーズを変更した場合は、レベルは1に戻され、HPは半分、呪文はレベル3までしか覚えていない。しかし特性値その他は一切変化せず、ゴールドやアイテムもそのまま持ち込める。

  • PCエンジン版はゲーム中のリセット回数をカウントしており、500回以上リセットするとシナリオをクリアしたときにキャラが10歳年をとってしまう。

  • ビショップが全魔法ALL9になるのはレベル41。

  • 「>」が付くと、ワードナ、バンパイアロードが現れない。

   APPLE版についていろいろ

[Apple版#1]
  • 「HAMAN」と「MAHAMAN」の効果は1戦闘に1回のみ。つまり、例えば「HAMAN」後の「MALOR」が有効なのは1戦闘に1人のみ、しかも1回(1レベル分)

  • ゴールドの最大値は999999999999(12桁)

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